各種、テストの結果が、数字として出てくると、「数字じゃない」と強がってみても、やはりはっきりと「何が出来ないか」という傾向は見えてくる。
出来ないところはハッキリしているが…
データを見ると、どこが出来ないかという傾向ははっきりと分かる。逆に言えば、「まあ…出来ないだろうな」と思っていたところが案の定出来ないということに等しい。
誤解を恐れずに言えば、授業で「後回し」にしていることが、やっぱり出来ないよなぁ…という印象である。
結局、授業でやるかやらないかということは、テストの成績には大きく影響する。学校の授業だって、時間数が多いから侮れないのである。
難しいのが、この手のテスト対策の授業は、合理性を考えるのであれば、バンバンとテストと教え込みと復習の強制をするのが効率的である。のんきに、自分で考えてみよう!とやるほどの余裕が、授業数ではなかなか確保できないのである。
テストの点数を改善するなら、テストに出題される形で反復するのが効率的なのである。ただ、それが本当に学校の授業なの?とは思うのだが…。
巡り合わせが悪い
授業の予定を見ていると、どうもカレンダーと今回は相性が良くない。たとえば、授業を一度やったら二週間後まで授業がない……などの巡り合わせが出てきてしまっている。こうなると、国語科の授業は結構、どうしたものかと頭を抱えてしまう。さすがに読んだもの、書いたものを2週間も放置してしまうと、思い出すところからやり直しになってしまい、それじゃあ、あまりにあんまりである。
結局、覚えていられないという前提で、なにか細切れの小ネタを放り込むことで、バランスを取っていくことになるのだが……イマイチ、単元としてまとまらないので困ってしまう。
そう考えると、いっそのこと、ちゃんとテストで点数を取れる練習をさせた方が良いのかもしれない。
ただなぁ……そういうことでお茶を濁していて良いの?と思うのである。まさに、お茶を濁すという言い方にしかならない単発の授業。年間の行事予定が後から少し変わったことで(主に部活動のせいの授業変更)、ぽっかりと開いた授業……。
常日頃から、「1コマ空いたらこういうことをやろう」ということを準備しておくべきだな……。
色々なことを試そう
細切れになってしまったものは仕方ない。
今もらっている持ち駒を使って、一番よい形で生徒に学習に取り組んでもらえればと思うのである。
……反省したけど、自分が手抜きをすると、一気に生徒の数字には出ますね。手抜きといっても別に何かをずるしたわけではなく、自分の下準備が甘いという意味で。忙しさに押されて、ショートカットしたらいかんかったよ……。
教育の生産性というけど、何かテンプレートを準備しても上手くいかないし、教材の使い回しも上手くいかない。数字に出てしまう差があるだけに、うーん…。