ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

計画から入念に…

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後期の授業の計画をしているが、本当、スケジュールがガタガタしていて困る。

計画が上手くいかないとき

こうやって計画がグダグダとしているときは、大抵、自分が生徒の様子をちゃんと把握できていないということが大きい。

もう少し、与えられている指示と今の生徒に適切なことは何かということを考えておきたいところ。ただ、引き延ばしていても、結局、どこかで捕まってやり直すことにはなるので、早めに決断して、準備を万端に始めた方が合理的なのだ。

今、読んでいるのが、これだが……。

復刻版 第三の書く

復刻版 第三の書く

 

ここで、出会ってしまった。

もっとちゃんと生徒の実態に向き合わないといかんなと反省である。こういう歴史的な名実践を読むと、自分の日常がどれだけ粗雑かと思うのである。

教えるということ

教えるということ

 

何度読み直したことか。もちろん、実践集の方も。分厚い記録がきちんと残されていることが、どれだけの財産か……それを生かしきれていない自分にももどかしいのである。

つまらない手抜きはやめる

今回、コロナの影響で変則カリキュラムで、グループ活動なども憚れることもあって、なかなかちゃんと体系的に話すことや書くこと指導できていなかった。生徒の様子を見ていても、なかなか集中できない様子があったので、つい、自分の手が緩んだ。

簡単に勉強している風な課題を用意して、ちゃんと取り組ませるということにしたけど……これじゃあ、勉強している風であって全く鍛えられていないのである。

ちゃんと読み書きを鍛えるのであれば、必然性のある形で読ませなければダメだし、読んだものをちゃんと消化させるのであれば、外化させて議論させて検証させないとダメだし、そもそも圧倒的にアウトプットの負荷が弱い。

あまりに、生徒の疲労の色が濃いので、自分の方が緩んでしまったが、疲労感のある課題を用意している方が負けなのである。

思わず手を止められなくなるような、そういう準備をするべきだったのだ。

自分が踏ん張りきれていないのである。その責任を生徒に負わせているのではいかんなぁ…と思うのである。

誰も代わりはいないから

授業の準備も、計画も、誰も代わりをしてくれないから、自分でやるのである。スケジュール帳に、授業の予定を記載していく作業から。

カレンダーの繰り返し機能が使えるようで使えない、そういう不安定な授業変更に巻き込まれながら、どうしたものかと頭を抱える、恒例の時期になりました…。

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