天気の良い祝日である。
散歩に出かけつつ、授業のネタを書店に仕入れに行く。そろそろ次の学年の準備である。その前に考査があるのだが……まあ、何とかなるだろう。
やれなかったことを振り返りつつ…
今年一年を振り返る時期である。生徒の大福帳のコメントを週末に持って帰ってこないと見切れないというあたりがちょっと厳しい自分の今の仕事量だと思うが、それはそれとして、自分のやってきたことと生徒の成長を何となく見つめる。
本当は今年こそは学習記録を生徒とまとめたいと思ったのだが……度重なる休日のせいで授業数が本当に足りない。結果的に授業時間が確保されても週に一回しか授業がなかったり間が二週間以上開いたりされると……週2コマの授業の辛さである。というか、この単位設定の「現代の国語」と「言語文化」は成り立つんかい?と思ったり……同じ4単位でも、2コマ+2コマと4コマでは、まったく意味が違う。
話が逸れたが、そんなわけでかなり自分としては心残りの一年である。細切れの授業と多い人数は授業のクオリティを下げる……とはいえ、どこかで引き受けなければいけない仕事なので仕方ないのだが。
生徒に授業の時間を渡すということは、見たくないものを見る覚悟も必要だよ。安易に「寝ないからいいや」くらいでやらせたら、何も意味がない。生徒自身が自分をコントロールして、課題に向き合うには胆力がいる。多くの場合は見たくない生徒の未熟さと向き合わされる。その未熟さは教え手の責任なのだ
— ロカルノ (@s_locarno) 2020年2月23日
それでも、向き合って教えていくのだ。課題と向き合うのは子どもだけではなく、教える側も。
— ロカルノ (@s_locarno) 2020年2月23日
このあたりのツイートは自分のやり残しの愚痴である。
2コマしかないことで、生徒に渡せる時間がないことが本当に厳しい。
全部、任せてしまえばよいという気持ちもあるのだが、なかなか知識が足りなかったり教えるべきスキルはスキルであるのです……。
でも、結局、教えていても畳の上の水練になりがちで、身にはついてくれない。
この最後の単元にきて、短時間ではあるが生徒に任せてみると……まあ、さすがに一年間少しずつトレーニングしていることは成果として出ている。逆に言えば、もっと早く任せればよかったという気持ちがすごいしている。
来年度こそは…
今年に色々と手間取って痛い目にあったが、ここまで準備できているなら、来年は少しはしぶとくできるかな。現代文Bの単位は増えるので……そもそも国語総合を分割しているから苦しいわけで……。
来年度こそはQFTをまとめるぞ……ちゃんとどこかに持っていけるようなまとまりをもって単元を組み、授業できるように……。