ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

学年末に間に合った

考査問題が作り終わらないのでこんな時間です。

ちなみに、まだアイデアがない。

授業は順調

考査はさっぱりよいアイデアに出会わないために、そろそろレッドゾーンに突入しつつあるのだが、授業は比較的順調。

どの授業も最後の単元に取り組んでいるところ。課題が一つ一つ重くなっているのだけど、生徒の自由にゆったりと取り組んでいる様子がいい感じ。

学年末までくればグループの指定もほぼ必要ない。

自分たちに得があれば自分たちで上手くグループを作るし、一人でやりたいと思えばコツコツと自分の作業をしている。

締めきりと手引きだけ示して、あとは作業の様子を見守るだけ。必要に応じて質疑に答えるというそういう状況。

学年末までくると、それでちゃんと安定した成果と授業の学びが成立するのだから、一年という時間は長い。

ICT端末を自由に使わせているので、気が逸れる生徒もいる印象はあるが、適当なところで自分で調整して、作業に戻っていくので放っておいても問題ない。

やっぱりこういう状況にくるまでには一年はかかる。

非常に落ち着いて取り組めるようになったときには、今後も安心して任せられるという気持ちが湧いてくる。

まあ、不思議なことにクラス替えをすると継続で教えているはずなのに全然、上手く前年のようにやれない生徒が多いのだけど。そういうものです。

成果が楽しみ

授業の風景は決して美しくない。全般としては集中して、せっせと学んでいる生徒たちだけど、規律によって動かしているわけではないので、気が逸れる生徒もいれば雑談しながら進めている生徒もいる。場合によっては部活動で疲れ果てて寝ている生徒もいる場合も。

でも、生徒相互に居心地良く、学びを進められているのであれば、小さいでこぼこはあまり気にしなくなった。一年も経てば、締めきりと質のコントロールを時間を見つけて出来るようになっている安心感があるので、集中できないときに強い介入はあまりしないようにしている。

雑然とした教室だけど、ちゃんと学んでいる。そういう状況でよいじゃないかと思える。年度末だなぁと思う。

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