ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

学級通信や掲示物のネタ帳に

この前、教育新聞を読んでいたら載っていたので買ってみた。 

10代のための座右の銘

10代のための座右の銘

 

それほど気合をいれて読むような本ではないのだけど、使い道はありそうなので、少しだけ簡単に紹介。

名言がテーマ別に並んでいる

この本のテーマはシンプル。

10代の子どもたちに対して、やる気を引き出す言葉や人生の指針になるような言葉が並んでいます。

基本的には一ページに一つの言葉が書いてあり、情報量は多くない。

本当に名言だけを選び出して使いたいときのための本。

掲示物や配布物のネタに

自分もそうだけど、教員って生徒のやる気を引き出そうとして、この手の名言を配布物や掲示物に使ったりする機会は少なくない(まあ、好みはあるでしょうけど)。

偉い人が言っているから説得力があるだろ!という卑しい発想でお手軽に使っているのだけど、まあ、好きな生徒には響くからね…。手札として多いことに越したことはないのです。

それに、国語の先生って何かコメント一つ書くにしても「すごいこというんでしょ?」という無言のプレッシャーを各方面から感じたりしますが(笑)、そんなときに、適当にお茶を濁すのに便利そうな一冊です。

ネタの幅は広いです。

掲載されているネタは8章に渡っていることもあり、比較的に豊富な印象です。「10代のための」という銘通り、そのぐらいの年代の子どもたちに納得できそうな言葉が多いですね。

ネットで調べるような名言だと、経営者の言葉のためにビジネスに関する格言が多かったりちょっと小難しかったりと案外使えるものが見つからなかったりするので、こういうのが一冊あると便利です。

最近だと日めくりカレンダーが流行ったりしているくらいだから、教員にはそれなりに人気が出そうな気がする。

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