ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

答えが出ないことに逃げ込んではいけない

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考査がそのうち始まるので、順次、丸山真男も終了です。

結局、話が拡散してしまい、自分としては「大失敗」ですね。ただ、あまり失敗、失敗と連呼してしまうのも、一生懸命やった生徒の気持ちを台無しにするので、「自分の指導が」失敗だったとしておきます。

答えが出るなら迷わないか

現代文の授業として、問題演習などではなく、熟考と対話で自由にあれこれと試行錯誤できる単元はこれが最後であったので、授業する自分としてもあまり細かいことを縛らずに、できるだけオープンエンドで終わりにしたいという気持ちがあった。

自分たちの社会に直接的にかかわる問題だからこそ、安易に「わかったつもり」「見切ったつもり」になってしまうことは望ましいことではないと思っている。もやもやと割り切れないでいつまでも悩まざるを得ない、そんな問いを投げて終わりになればいいかなぁと思っていた。

しかし、そんな曖昧な目的で始めたのが運の尽きで、結局、路頭に迷うのであった……。

いや、もう少し設計としては細かいことも考えて、色々な資料を出しているのですが、どうも、資料を出すほどに行方不明になっていく悪循環。そもそも、教科書があんなに我慢して読めないのであれば、資料出す前にもっと読ませるべきだったが……。まあ、後の祭りである。

簡単に答えのないものだからこそ、問う価値がある。でも、答えがないことに甘えて、議論が前進しない、その場のノリでだけで話している、結論を出すことを決断できないのではいけないのです。

まあ……ちゃんと決着をつけよう

自分としてもこのまま何となくオープンエンドでいい感じで終わらせたほうがラクなんだけど……そうも行かないよね。

さて…どうやって決着をつけようかなぁ……。

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