ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

明日が一年のど真ん中だそうです。

今週のお題「2018年上半期」

Center of Attention

いよいよ七月に入ったらしい。自分は認めない。まだ6月31日である。

……上半期が終わったなんて信じない。

割と忙しかった気がする

2017年中もそこそこ忙しかった体感であるが、2018年に入ってからは更に忙しいような気がする。2017年から食い込んできた仕事が初めに残っていたので慌てふためいたイメージがある。

あまり詳しく何をしているか書くのも憚れるので、ご紹介できないのが残念なところですが、まあ、大したことはしてないのでいいか。

学校の中にいると気が滅入ることが多かったのも事実で、外に自分が出ていきたい気分だったということも確かに影響しているのです。最近はますます気が滅入っているのだけど、それはそれとして、置いておこう。

授業は淡々と、大きなこともなく

1月から3月までは大物の単元だった夏目漱石の「こころ」と、リーディング・ワークショップをやっていたので、比較的、気持ちとしては授業が楽しかったなぁという気がする。

www.s-locarno.com

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生徒にとっても文学を読むのは楽しいという生徒が多い。

カリキュラムが勤務校の場合、どうしても評論に偏りがちなので、息抜きとは言わないけど、普段、ガチガチに固められている気分からはずいぶん開放的になれるようだ。

授業をしている方としても、生徒がちゃんと時間を使って考えていることで、こちらもたくさん考えないとなぁと非常にスリリングな毎日でした。

しかし、学年が上がってから、受験に振り回されるようになってから、どうも授業が上手くいっていない。教室が階段教室になり、話し合いに適さない空間になってしまったから余計に悪い。

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正直、立て直せないでいる。行方不明である。

時間をかけて読むことに価値を見出せないような課題を設定してしまったのだろうかと思うが……でも、せめて導入段階の問いくらいには、自分の頭で考えて答えて欲しかったのだが……。

まあ……難しいところです。

下半期はどうしてよう

授業はこのあと下半期は受験対策に追われます。もう、カリキュラムとしても周囲との関係としても生徒たちの余裕のなさを見ても、問題演習くらいしかやれません。

淡々とやってしまえば、それまでである。

工夫してやればできることもあるだろうけど……その「余計なこと」を求められていないという空気を感じるのである。

苦しいところである。

ま、普通にはやりません。考える余地はいくらでもある、世の中と折り合いをつける方法だっていくらだってあるはずだ。

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