本日は昨日、出勤しているのでその振替休日である。こんなにすんなりと振替休日が取れることが珍しい。生徒が登校してこないことを実感するのである。
授業をやる方法は…ない
生徒がこないのだから、授業をやる方法はないのである。
自分は映像授業で効率的に学べるのであれば、教員がダラダラと教える必要はなかろうと思っているけど、ライブで、対面で、集団だからこそできることがあると思っているので、生徒が登校してこないで授業ができないことは非常に寂しく、物足りない。
やっと今年の総まとめに入るぞ!というときに、そっぽを向かれた感じが切ない。一年かのまとめとして、学習記録として「大福帳」をまとめて、「ああ、こんな一年であった」ということを生徒とともに振り返りたかったなぁと思うのである。
大福帳の運用は今年で大きく変えるかなぁと思っていたところなので、なおさら名残惜しい。
この大慌ての撤退戦のせいで、授業プリントが邪魔だと言わんばかりに捨てて帰られたのもショックである。まあ、紙のプリントは実際邪魔なんだけど、せめて授業で振り返りがあれば、全然、違うのだろうと思いたい。
せめて、このあと一年が振り返りができるように、授業のプリントをPDFにして生徒に共有するかなぁ……でも、自分たちが書き込んでできあがったものと、真新しいPDFデータでは全然重みが違うと思うからなぁ。
気持ちを切り替えるためには実践である
まあ、結局、気持ちとしてまだダラダラと愚痴っぽい。
そんな状況であるのだが、いつまでもダラダラとやっていても意味がないので、少しずつ活動を始めようとしている。
成績処理のためのエクセルのデータを作ったり、いつも以上に丁寧に模試の分析コメントを書いたり始めている。まだ、決定が進まないこともあり、未確定なことも多く、ふらふらとしていることも多いのだが、それでも行動を始めているのである。
幸いにして勤務校は生徒にスタディサプリを導入しているので、何か連絡したい場合は、そこから連絡をすることができる。
普段が死蔵されていることを考えると、逆にここで確認をする習慣をつけることで、「これだけ連絡に便利なツールなのだ」とか「こんな使い方もできるんだ」とかいうことが生徒にも教員にも共有されていくといいなぁと淡い期待を抱いている。
あまり複雑なことをやってもうまくいかないので、とりあえず、学校からの連絡や生徒が困りそうな学習のポイントなどを短文で毎日送ろうかなと思っている。そこに少しお楽しみとして「読書案内」くらいは書いてみたりして。
本当は、生徒の様子を見ていると、最後のまとめを「共同編集」などを利用して遠隔で週に1回くらいやってみてもいいかなあと思うのだが、そこまで準備が整っていない。
Googleが学校にあれば……と思うが、そこまで踏み込み切れていないのである。
ええい!でも、ないものねだりはするまい。やれることをやって、少しずつ面白そうと思ってもらえるようにするのだ!