相変わらず、新型コロナの猛威は落ち着く様子は見せないが、今年は年間行事計画通り、無事、終業式が迎えられる。
去年は長かった
ふり返ると、去年は8月の戦争関係の行事が話題になる時期まで、ずっと授業を学校でやっていた。それこそ36度を超えるような暑さの中に学校に来させて、場合によっては体育の授業をやっていたんだから、なかなかそれはしんどいものである。
この辺りの判断は本当に冷静だったのかということは、コロナが落ち着いた頃に厳しく評価してもらいたいところである。学校に登校させることが教育の保障になるという発想がGIGAスクールなどの影響で、もう少し変わっていくことを期待したい。
登校に意味があるのではなく、学力をつけることに意味があるのである。
今年は先週に梅雨が明けたばかりで、猛暑の手前という感じでまだまだ余裕のある内に生徒に休みを与えられるということは、個人的には喜ばしいことである。余力の無いところまで生徒を追い込んでから、アリバイ程度に休ませるのでは困る。
教員も生徒が登校してこない期間がある程度無いと、精神的には休まらないし、物理的にも勤務時間が長くなりやすいので、やはりまとまった休業は必要である。
ま…せっかくの休みなのに部活動で生徒は休めない場合も多いようだけど、コロナの影響もあって部活も時短なので、それでも負担は小さいのでしょう。
まだまだ面談期間
生徒は夏季休業となりましたが、教員は一学期の雑務の後処理にまだまだ時間がかかります。出席簿もいつまで手書きで書かされるのだろうと、自分の記入ミスを悪態をつきながら修正する作業もあるし、保護者面談も残っているし、受験指導のためのデータを更新するなど、色々とやるべきことはある。
新任の先生は今後、休みの間に色々と研修があるようだし、学校は外から見えるよりも忙しいものです。
本当の休みがやってくるのはやっぱりお盆のころまで……まだ、あと三週間くらいは色々と仕事かな。
とりあえず、お盆のころには、これが今年の課題図書です。