ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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秋の深まり

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明日は珍しく休みだよ!やっほう!ただ、日曜日が出勤なのが何という嫌がらせ…?

教育実習が終わりの時期に

分散登校でハイブリッド授業だろうと一度予定に決めたことを滅多に動かさないのが学校である。こういう時期なのに教育実習が強行されるのである。

当然ながら、実習生は自分が経験なんてしたことがなく、そして教員だってまともに動かせるかどうか怪しいハイフレックス型授業のやらされることになるのである。

ここで割り切って「どうせならライブ配信ではない形でのオンライン授業に挑戦してみよう!」というくらいの度量と余裕が学校にあれば良いが、そのようなことは期待するのは難しく、考査の期限も変わらない以上はひたすらにライブ配信でハイフレックス型授業を実習生はやることになる。

普通の授業だって成り立たせるのが大変なのに、ハイフレックス型授業をいきなりやらされる実習生が多いのは……少し可哀想に思う。どうせハイフレックス型授業をやるなら画面の向こう側の生徒の出欠を指導教員が取ってあげたり、チャットや呼びかけで実習生の授業をふぉろーしてあげたりすればいいのに……と思うが、様子を見ていると丸投げに近い印象だ。

教員も慣れていないので、支援の形もなかなか見えないということだろう。

ただ、まあ……教員側はこういう事態を想定しての準備をしておいてもよかったのではないだろうかとは思うが……。

授業の技術の複雑さ

オンラインでライブ配信をして苦心している教育実習生の様子をみると、普段の授業というのが、様々な技術に支えられているのだと感じる。

教員が、拙いICTスキルで、トラブルでグダグダになりながらも、生徒をなんとか授業に向かわせて、ギリギリ授業を成立させているのは、やはり指示の出し方だとか生徒への気のめぐらせかたなど、暗黙知に近いような技術があるのだろうと思う。

それでも効果的な授業になっているかという点については個人的には厳しい気持ちがあるが、普段の授業を成り立たせると言うことは高いスキルが隠されているのだと、実習生の苦闘ぶりからも思う。

これが、盗んで現場に出てから覚えろ……では、この異常事態の学校の教員を育てるのは厳しいのではないか……と教員採用試験の倍率の低さと、入ってきた人間を支える仕組みがない状況に厳しさを感じるのである。

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