ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

国公立大学入試直前!

今週の土曜日がいよいよ国公立大学入試ですね(一部大学を除く)。

自分も生徒の最後の追い込みに向けて色々と手伝いをしています。何だかいつもの年寄りも今年は遙かに暇ですけどね。例年、あまりに忙しくて倒れそうになるのですが、今年はあまり仕事が回ってこないので時間に余裕があります。

逆に時間があるせいで、自分の仕事の生産性と速度があまり上がらない感じです。

追い込まれると学ぶ

毎年、入試の指導をしていると、直前気になると生徒たちは急激に成長する。学力試験はもちろんだけど、小論文や面接の試験は「対策のしようがない」というように見えて、実はその大学の大切にしている価値観やその学部が何を目指すのかということをとても深く学んでいく。

むしろ、小論文や面接こそどこまで対策をするかによってかなり質的には差がつくだろうなという気がする。特に入学後に何を目的意識として学問に臨むのか……そういうところに差がつくように感じる。

前期試験の小論文や面接はなかなか共通テストの得点差をひっくり返すことが難しいのだけど(たまに大逆転がデータ上は出ているので全くの無駄というわけではない。ちゃんと挑戦するべきでしょう)、後期試験については前期よりも比重が重くなる場合も多い。

後期だと合格発表が出てから一週間もすれば大学が始まってしまうので、この小論文や面接の学びは、大学に入学する場合は、まさに最初の授業、課題のようなものであろう。

追い詰められながらも、自分が本当にその大学で学びたい、学問について学びたいという気持ちを強くしていくのは、悪くない学びだろうなぁという気がしている。

この時期の生徒の成長に関われることは有り難い。

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