生徒がやってくる時期になりました。
生徒を迎えるときはいつでも緊張感がある。特にこの時期の生徒は難しい。
暑さの残る中の学校
暑いとそれだけで体力は奪われる。なかなかこの酷暑、残暑の学校は生徒にとっての負荷は大きい。クルマで移動して直射日光をほとんど浴びない教員が、生徒の負担感を分かったつもりになるのは、まあ…あまり良くない。
何事も生活習慣を変えるタイミングが一番難しい。
その意味でも学期はじめはしんどい。そういう中に暑さが追い打ちをかけるのだから、やはり普通よりもキツいと思って、授業や教室のことを考えるべきだろうと思っている。
無理して追い込みをかけなくてもいいじゃないかという気分がしている。
コロナがどの程度か…
コロナの感染者の数が増えているというニュースを聞くが、体感としても連絡を受けることが増えている気がする。
ややこしいことに報告をするのかしないのか曖昧だし、急に報告の形式が変わったりするなど、対応の迷走ぶりに割と仕事の手間を増やされて腹が立っている。そもそも、感染に関する話の聞き取りは学校の仕事なのだろうか。学校の仕事ではないものを押し付けられていて、さも当然のようにされているから、仕事がいつまで経っても減らない。
コロナの感染が増えてくると、それだけで不安に思う人は増える。抱えている事情は色々なのだ。
そういう時に学校の生活の仕方も無配慮なだけでは上手くいかないだろう。
でも、実際、どこまでやるかは、一律に決められるものではなく……色々な場面で丁寧に話を聞いていくことが必要なのだ。
でも、そういう時間を無駄な事務作業に奪われているのでじり貧になっている感じがする。
やっぱりゆとりなのだよなあ……。
教室を整理しながら
教室が汚いままに生徒を迎えるのは個人的にはしたくない。
あまり、そういうことを気にしない人も少なくないのだけど、黒板が綺麗であったり床に埃が落ちていなかったり、そういう小さな差が教室に入ってくる生徒の気持ちを変えるのだろうと思っている。
少なくとも、自分たちは歓迎されているのだという、そういう空気が伝わるような、そんな状態で生徒を迎え入れていきたいと思うのだ。
あぁ…二学期は長いよ。
長丁場になるからこそ、丁寧に向き合って行きたいし、あまりある時間で少しでも成長の手がかりを捕まえられるような、そういう時期にしてもらいたいと思うのである。
秋が来れば、あっという間に日が過ぎていく。