もし、予算が無限にあるのであれば、授業に資金を投下したいことは山ほどある。授業で読む資料だってコピーではなくて本当は本をまるっと渡したい。できれば数冊くらい。
予算が無限にあるのであれば、いくらでもお金を使ってしまう気はしている。
今、一番興味のあることは
自分の勉強のために全国の各地に行くことは多い。自分のことだから、自分のために旅費はいくらでも惜しまずに出せる。
そうして、実際の現場に行ってみることで、初めて気付くような経験は非常に多いのである。その場所、その場所を訪れなければ、Googleマップで覗いているだけでは気付かないような、そういうその場の持つ力は大いにある。
だからこそ、本当は教室の外へと生徒たちを連れ出したい。できるだけ自分の日常から離れた遠くにこそ。慣れてしまっていて見えないことは数多くある。慣れてしまった場だからこそ固着してしまっているものがある。
そういうものを切り離せるきっかけを探したいと思っている。
一過性のイベントとしての修学旅行などよりももう少しだけ深くコミットできるような、そういう予算があればなぁ。保護者の金を際限なく使うような悪趣味なことはしたくない。
ICTで近くなったからこそ
いつでもどこでも距離を感じずにつながることができるのがICTの良さである。だから、最近では遠隔地をつないで授業をすることも、気合いを入れれば可能性は十分にある。
そういう自分の場所とは違う場所にいる人と関わることで得られることも非常に大きい。
大きいのだ。
だからこそ、そうして距離を感じないで手に入れた違和感を、実際に自分が距離を体験することで、確信めいた何かに変えていくきっかけを得てほしいと思うのである。
うーん……金が足りない。
桃鉄教育版で諦める…?うーん…。そうじゃないのだよなぁ。