ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

新しいものを始めようとするには気合いが必要

GoogleのJamboardが来年に使えなくなるというニュースが出て以来、どうしたものかなぁと検討中。

Canvaのホワイトボードでいいじゃないかという気分であるが、せっかく話題になっているFigmaやMiroをどうしたらいいかを勉強しないとという気持ちがせめぎ合う。

ICTに慣れていても

比較的、自分はICTを好んで使っているけど、それでも新しいアプリを使い始めようと思うと非常に精神的に負荷が重い。

今回の件であれば、明らかに今後、Figmaが注目されていくのは分かっているのに、Canvaの機能で済ませられないかなぁ……という気分がしている。

おそらくこれは生徒たちも同じなのだろうと思う。自分が仮に勉強して、FigJamを使いこなせるようになって授業で使う!という話になったとしても、授業で生徒と使おうというターンになったとしたら、おそらく時間をたっぷりととって遊ばせて機能を把握させるところから始めないと、いきなり授業で挑戦!とはいかないだろう。

ICTの授業で失敗する例は、だいたい普段使っていないのに急に複雑な操作をやらせようとすることが原因になっていることがままある。新しいことを始めるには初期コストが高くつくのである。

それでも新しいことをやり続ける

やっぱり色々なコストが高いと分かっているのだけど、それでも何か新しいアプリや評判のいいツールがあれば、一度は勉強して自分で試してみるべきなのである。

現状維持は、緩やかに衰退していくだけであるし、特に賞味期限切れの早いICT分野は何か変化に対して常にアンテナを張っていないと、緩やかに衰退するだけである。今あるあり合わせで授業をやっていたら、おそらくICTの変化について行けない。それを不易と流行という言葉で誤魔化してはいけない。

 

 

学ぶことは多いけど、結局はその変化はツールを学ぶことではなくて、生徒の学び方を考えるということである。生徒の手に黙っていても色々なツールが渡されていく時代だからこそ、自分のツールにこだわっているだけの授業はやっぱりよくないのである。

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