ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

知らないことが増えていく

 

今週のお題「マイ流行語」

年末になるとすっかり定番となった明治図書の『最新教育動向』シリーズが発売になる。

この本の予約が始まると年末だなぁという気分になるようになったのは自分だけかしらん?

毎年新しい言葉が増えていく

こうして表紙のキーワードを眺めていると、教育現場が一年でかなり大きく動いているのだなぁということを感じる。

特に今年は生成AIのインパクトが大きいので、当然、トップに並んでいる。

他の言葉もどこかですべて聞いたことがあるものが多い。

ただ、やっぱりこうしてしみじみと眺めてみると、ちゃんと説明できるかどうかは分からないし、それぞれの言葉がどういう文脈や資料で出てきているかまではキャッチアップできていない気がする。

年々、自分の仕事が年齢相応に増えていくので、そういう状況だとやっぱり情報に疎くなる。

現場にずっといる割に、自分が教育について知らなくなっていくような感覚がある。

ある意味で現場から距離を置いている方が、全体を俯瞰してみられるのかもしれない。

今年は生成AI元年である

今年の流行語としては生成AI、ChatGPTは外せないだろう。去年の今頃の時期に出会って衝撃を受けて授業づくりも色々と考えた。

結果的に、生成AIを一年中ずっとさわり続けているような、そんな一年だった。

ChatGPTやBardという言葉を言わなかった日はない。

生徒たちも実際に自分たちで色々なAIをさわり始めている。

そういう時代に本当に自分が教壇からものを話すことに時間を取られていて良いのか……色々なことを考える時代である。

どういう学びをすればいいのだろうか。

そういう根本に立ち返って、古典的な教育の名著を読み返すべき時期なのかもしれない。

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