本日からGoogleの生成型AIのBardが日本語に対応したようです。
せっかくなので、Bard、Bing、ChatGPTを比較してみようと思います。
なお、Bingは「独創性モード」でできるだけオリジナリティを出してもらっています。
自己紹介させてみた
とりあえず、自分が何者なのかを自己紹介させてみた。
まずはChatGPT4。さすがにこなれた回答が返ってきた。
つづいてBing。Bingの独創性モードは絵文字を使って返信してくれるので、なんだか愛嬌がありますよね。わりとあっさりと返信されてショック。
さあ、続いて期待の新人!GoogleのBard!
おー!日本語でちゃんと不自然なく回答が返ってきた!!…いや、ChatGPT4に比べるとまだ主語述語がちょっと怪しいかな?
ネタ出しをしてもらった
続いて「文章生成型AIについてブログを書くためのネタを3つ教えてください。」とそれぞれに聞いてみました。
期待の新人のBardから!
割とお堅い人なのね、あなた。定番と言えば定番のネタが上手に並んでいる印象があります。その代わりに、既にどっかで聞いたなぁという感じもあります。
あー、さらにあなたは堅いのね。漢字が多いあたりに訓練されているように感じます。抽象的な日本語の語彙を使いこなしているように見えるからでしょうか?
残ったBingは……
お前、情報早いな!!しかもライバルのGoogleのBardのことも紹介して、なんて気前が良い奴なんだ…!!微妙に「文章生成」という点を外している感じはありますが許容範囲でしょう。
教育と生成型AIについて聞いてみた
「あなたを小中高の学校現場で使うことは望ましいことだと思う?」と聞いてみた。
愛想がよくてもっとも性格が教育向きかなと思ったので、Bingから。
教育的な目的以外にも事務作業なども学校現場は多くあるのだけどなぁ…。学校現場の一員として協力したいなんて、泣かせるじゃないか!
さて、Bardは?
「使用されることを望んでいます」と言っているけど、あなたは18歳未満は使用禁止だから学校のアカウントだとアクセスすらできませんよね?
採点や成績づけは個人情報的には厳しいのだけど…まさかこれが罠なのか!?(違)。
ちなみに、どうやって採点するできるのかが気になったので聞いてみたら…
できないんかい!
さて、優等生くん!
さすが優等生のChatGPT4。模範的な回答だ…その分、想像通りでつまらないという説もありますが。
要約をさせてみた
文章の要約などにも生成型AIはよく使われるようなので、試しに要約させてみた。今回の文章はWikipediaの以下の文章。
このページの「概要」を120字程度で要約させてみた。
さあ、期待の新人Bard!
って…まだできないんかい!
この後すこし試してみましたが、長さによっては要約をしてくれます。長いとダメですね。
Bingの独創性モードは果たして。余計な独創性を発揮してしまうか?
急に塩対応になった!?そんな態度を急に取られるとかなしい。
……って、長いよ!120字って言ったじゃない!?
内容的にはいちばん手堅いけれど、ルール違反はいかんよ、君!
色々とやってみると…
三者三様にかなり個性が違いますね。GoogleとBingについては、検索エンジン的な機能があるので、最新の情報を反映させたりソースを表示させたりもできます。その分、他のサイトの表現を言い換えただけの「剽窃」との境目がかなり怪しい回答がでる場合もありますね。
日本語の表現や抽象具体の切り替えなどはやっぱりChatGPT4が強いですね。要約などもやはり精度としてはChatGPT4が強いですね。
Bingは愛嬌があったり、絵が描けたり広く使えそうで面白そうです。
これからそれぞれのサービスがどのように進化していくか楽しみです。