ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

成果を積極的に共有する意味

授業の成果物はどんどん公開する派です。

ICTの時代になって、そもそも生徒から回収物をデータで集めているので、校内での共有は格段に楽になったなぁと思うのです。

生徒の成果を自分で抱え込まない

授業でしっかりとした生徒のアウトプットを求めたいと思っています。だから、自分の授業は必ずどの単元でも最後は作品作りになっている。

どういう形であれば、生徒にしっかりと作品を提出してもらうようにしている。

必然的に自分の手元には生徒の作品が大量に溜まっていく。生徒の作品に成績をつけるのはもちろんであるが、成績をつけて返すだけであるのは非常につまらないと思っている。

だからこそ、生徒の作品はどんどん人の目のつく場所に出していくようにしている。

そもそも単元の最初の段階で、生徒にも作品を公開するという旨を伝えて授業を始めるようにしている。

宛先を授業担当者にしないような授業にしたいと思うようにしている。

学年の先生方でも、学校内の先生方でもいいので、自分以外が目を見るという状況が大切なんだろうと思う。

ただ、それをすると、自分の成績づけにも責任が伴う。なぜなら、そうなると周りから評価されているのに、自分の評価だけ辛いという状況になれば、それには説明責任がはっきりと問われるからである。

もちろん、周りの評価で単元の成績は決めない。でも、ズレがあるということは色々な学びになる。

本当は世界に発信していくべきだと思いながら

本来、多くの単元の成果はネット上で公開していっていいのではないかと思うのである。

外側の目から見られて困るような成果物づくりを続けていたらいかんのだろうと思っている。もちろん、外側の目ばかり気にしてしまって、自分の学ぶための力をつけることに集中できないのも困る。バランスは必要だ。

ただ、やはり自分の表現を発信したいと思えるような実感のある学びをして欲しいと思うのである。

 

 

テクノロジーの力で、ちゃんと授業の学びが社会に影響を与えることが出来るという実感につながって欲しいなぁと思うのである。

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