この時期の年末に出る一冊と言えば…
今年も無事発売となっています。
変化を感じる
ビフォーコロナ、アフターコロナなんて言葉がちょっと前に流行りましたが、その言葉を聞かなくなるくらいには、教育現場の状況が変化しているのだと感じる。
この「教育動向」の本についても、二年前の内容と比較するとかなり内容に差がついているように感じる。
二年前は「GIGAスクール構想」だとか「オンライン授業」だとか、そんな言葉の解説が行われている状態だったのに、今となっては解説するまでもない日常になっているようである。
もちろん、実際、どこまで計画が実現しているかという問題はあるのだが、ただ、言葉としては完全に定着しているし、日常の一部になっているように思う。
去年の本を見ると、今年何があったかの答え合わせをしているような気分になる。
2022年……激動過ぎるだろう!?
来年が勝負の年?
個人的に今年掲載されている気になるキーワードとしては「デジタル・シティズンシップ」がある。STEAMLライブラリーにレッスンプランが掲載されたのが今年の春であり、いよいよ各地で実践が始まっている気がする。
様々な本の中でこれらの本が紹介されており、実際に実践例も挙がってくる。
来年はこの時期にどこまで進展しているのだろう?実際に毎日、端末を使うことが前提になるのであれば、考えるべきことは多いのである。
この時期にどうなっているか……あっという間に答え合わせの時期が来るのだろうな。