ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

荷物を持ち帰ると年末という感じ

2学期ラストの一週間。生徒が落ち着いて生活しているような印象なので、何とか無事に生活を終えられそうに感じている。

学期が終わるので私物を少しずつ持ち帰ってもらっている。

教室から荷物が少しずつ減っていくと学期末という感じがする。

イレギュラーの多い年末

感染症が流行している影響で、本人が感染したり濃厚接触者になったりという話が後を絶たない。もう、これだけ流行してしまうと高確率で出遭ってしまうものであるので、誰も責めない。

ただ、終業式に参加できなかったり、荷物の整理が出来なかったりと、色々な面で困ってしまうことが出てくるのである。

数年前に終業式に学級閉鎖になるという憂き目に遭ったことがあるが、あの時は一人で誰もいない教室を、終業式の間に掃除する……という悲しいことになった。

2020年の2月末の一斉休校の時も、私物が片付かないままに放置されて、がらんとした教室を一人で途方に暮れた記憶がある。

イレギュラーがあるものの、なんとか落ち着いてきちんと終業式を迎えられることは、大切なことなのだとしみじみと思う。

節目の行事なんて日常はあまり必要性を感じないのが実情だろうが、こうして落ち着かない日々を過ごしていると、ちゃんといつもどおりの行事を、いつも通りに退屈に終了できることがどれだけありがたいことか……そういう視点を持っておきたい。

授業は手を抜かない

開店休業みたいな気分で授業を過ごしている生徒は多いが、授業をやる側は一切手抜きをすることはない。

とはいえ、国語の授業的には中途半端に文章を読んで「続きは年明けに…」とはやりにくいので、ちょっとした小ネタや単発の単元の蔵出しをしている感じである。面白いと思っているのだけど、使いどころのなかったネタを一挙、放出……というノリだ。

抜群に面白く生徒がハマるものもあれば、だだ滑りすることもある。

自分が定型的なことばかりやって、何も挑戦できなくなっていないか。こういう時間に挑戦をちゃんとできるかを大切にしていきたい。

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