今年度も終わりに近づきつつあります。
さすがに成績処理だとか色々なことが立て込んできて、忙しさを感じるようになってきました。とはいえ、忙殺されてしまうと結局雪崩みたいに新年度も進んでしまうので、ここで少しずつ振り返りはしておきたいところです。
色々あるけどまずはリーディング・ワークショップ
今年度もそれなりに色々とやりました(中途半端になったともいう)が、やっぱり去年からも引き続き少しずつやってきて、三学期にまとめてやったリーディング・ワークショップの振り返りはしておきたいところ。
Googleフォームで簡単なコメントを生徒からもらっていることもあるので、比較的にすぐにイメージがつくので、忘れないうちにも考えておきたい。
※データのお問い合わせをしてくださった方は、しばらくお待ちください。成績処理が終わりになるまでは中々厳しくて…。
リーディング・ワークショップだけでもいろいろとあるのだけど、やはり一番苦しく思うのが「カンファランス」についてである。
カンファランスに迷い続けている…
カンファランスについては、もう、経験を積んで感覚を身に付けるしかないのかなあと思っている部分もある。
しかし、生徒のコメントを読むと、色々と反省することは多いのです。
選んだ理由などは、自分でわかっているので、先生に話す理由がいまいちわからなかった。
これは自分の説明不足が原因なので、わりと解決はできる気はする。ただ、悩むのが「理由を話すこと」がやっぱりプライバシーにかかることだから、強く迫るように捉えられたらお互いに不幸である。バランスが難しい。
突然話しかけられるのはびっくりした
ごめんなさい。穴熊になっている生徒にとか声をかける角度が難しいw
冗談はともかくとして、女子生徒への声の掛け方は結構、ナイーブで…。
迷いがこっちに伝わってくる。
おっしゃる通りです。こういう状況でやっていること自体が一番の失敗なのですが……でも、おかげさまでもう少し次回はうまくできるかなと思いたい。
色々と先行研究には書いてある。でも、その文字で伝わっていることと、実際にやってみて感じることでは、まったく情報量が違う。難しいな。
たまたまタイミングよく…
イガせんさんがこんな記事を公開されていた。
イガせん学級冒険日誌 | う~ん。感情がじゃましていた。けど、子どもに助けられてたことを知った。
教師だから全員を平等に!とはいうものの、案外、教えやすい子に流れていることはないだろうか。そんなことを考えてしまいました。
これは本当に自分が反省しなければいけない指摘だ。
カンファランスをやっていると、普段の生徒との関係も出てくる部分もあるので手酷く拒絶されることもある。普段の自分の生徒との関わり方が悪いんだけど、それでもダメージ受けるし、カンファランスの足が遠のきかねない…。
カンファランスの回数自体は平等になるように、記録用紙と照らし合わせているけど(もちろん、一回、二回は授業内にこなせる生徒数の限界のために差が出てしまいます)、カンファランスの内容自体が他人行儀と言いますか、踏み込めないといいますか……。
読んでいる本のことだとかを根掘り葉掘り聞くことがやっぱり抵抗感のあることであるし、下手な本についての紹介などをしたら読書自体を嫌がられそうだし、しかし、そうやって何もしないのも不作為である。指導を放棄しているとも。
うーん……普段から、もっと生徒との関わり方を考えないとダメなんだな。どちらかといえば、もっと遠くになる方向で。近付かない、知らない、その方がもっとシステマティックにできる気もするが……いや、しかしそれはどうなのか…。