ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

手放し運転が出来ない

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※車は手放し運転してはいけません。

四月も最終コーナーです

新入生を迎えて一か月が経とうとしている。

生徒の方もだいぶ学校に慣れてきた…?ように見えるけど、まだまだ授業のリズムについくのに必死である。まあ…最初の一か月くらいは緊張感を持って生活をして生活してほしいのである。どうせこの後、ゆるゆるなあなあになるのだから…(遠い目)。

まあ、冗談はさておき、頑張れるときに頑張る自分を見つけておくのは悪いことではない。

そうやって生徒たちが頑張ってくれているのはよいのだが、一方で、問題なのが担任である。

生徒がどうも心配で、手放しで放っておけないのである(笑)。

これは良くない。自分の仕事を無駄に増やしてしまうのだから。生徒は自分が思っているよりもよほどうまくやるだろうし、早くちゃんと手放さないと、ろくなことにはならいだろうと思う。

「任せて、委ねる」は自分の基本的な方針である。

もちろん、最初から無責任に投げるのではない。ちゃんとガイドしたうえで手放したいのである。

「学びの責任」は誰にあるのか: 「責任の移行モデル」で授業が変わる

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学びの責任に向き合ってもらわないと。自分でやってみないとできるようにならないのだから。

色々な準備は出来たと思う

割とうんざりするくらい生徒と一緒にいる気がする。高校生相手にこういう対応もどうかと思うが…。

足元がきっちりと固まってくれば、あとは流れで上手く行くはずだから。

ふと、教室を見ると、自分たちでのんびりと上手くやっている姿は見える。この先はまだまだ長いのだから、担任ばかりが力んでいても仕方ない。

どちらにしても自分も毎日学校にいられるわけではないので、そのうち勝手に手放さざるを得ない時期が来る。

自分がいなくても、やれることをきっちりと実践できるかどうか。そういう真価を試されなければいけないなぁと思う。

無条件で期待している

色々な数字をみると、確かに気になることも多いのだけど、それはそれとして。きっと、生徒たちは担任の期待以上に上手くやってくれるのだと無条件に期待している。

他の学年と比較して何の意味がある?

彼らには彼らのおかれた場所で、十分に自分たちを成長させるだけの力を持っている。

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