やっと本日で一学期の残務がすべて終了。しばらくこれで出勤しなくて済む。もちろん、出勤しなくて済む=すべてが休みという訳ではないが……。
一年で唯一、残業60時間を超えない月です。
やっと一息つける
何よりも「やっと休める……」という気持ちが強い。
そのくらいにはやはり新入生を迎えるということに神経を使っていたし、今年から少しずつ増えている仕事に神経を参らせていたんだなぁと思う。
思えば、授業があまりに上手く行っていなくて、たぶん、とても今、面白くない。
授業にまともな準備を出来ていない上に、まともな準備をしても授業数が足りない。精神的には最悪なフラストレーションである。
— ロカルノ (@s_locarno) 2019年8月1日
教える人数には限界があると感じるのである。アンケートの数字的には問題ない推移で出てくるかもしれないが、自分の煮えなさが非常にツマラナイのである。
ここで一層、夏休みに勉強して、授業の構想を膨らませないと、自分の中で納得いかない授業を量産する羽目になりそうである。
ここでいくつかの夏のイベントに参加するので、少しでもちゃんと気分を変えてきたいと思う。
ゆっくりと生徒の文章を読みながら…
ここで少し時間が取れるので、生徒の成果物をゆっくりと眺めて、どんなことを考えているのかをちゃんと分析したいところ。読まないことには分からない、理解しないと授業は作れない。
力技で授業を押し切りすぎなのだよ、最近。
生徒に振り返りをきちんとやってもらう時間すらとれないで授業が終わってしまったんだよ。あまりに自分がみじめで、悲しい。
授業が簡単に変更で潰されるのが、本当に痛恨である。もう、何をやっても上手く行かないし、取り返せない気分が強い。
しかたないのでまた読書から
また、せっかく余裕があるので、探究についての企画も色々と考えたいところ。自分のペースでやっと仕事ができるのだから、自分で決めたことをきちんと仕上げていきたい。

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春先に読んだのに、すっかり活かす場面がなかった……悔しい。

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ここも併せて読んでいきたい。

国語教育における文学の居場所 (言葉の芸術として文学を捉える教育の可能性)
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二学期に今の生徒に初めて文学を教えることになるので、どんな戦略をとるか改めて検討。
このあたりは必須で読み直しだなぁ。
夏に蓄えないと、もう取り返せないよな…。