秋めいてきて、いよいよ考査だなぁという気分。まだ、考査についてのアイデアが全くないのに考査がやってくるというプレッシャーを感じつつ休日を過ごしています。
考査が作れるか……
今回の単元が短歌ということもあって、若干、100点満点の考査が作りにくい。他の教科とのバランスもあるので、平均点のことも気になるし。
結構、頭が痛い。しかも、創作をメインに授業してきたので、鑑賞の問題にもなかなかしにくく……。
単元によってはシンプルに問うべきところが決まっているので、考査づくりにもそれほど苦労はしないけど、今回のような単元だと完全に考査とは相性が悪い。生徒からも「何を勉強すればいいのですか」と言われてしまい、結構、頭を抱えている。
授業で取り組んだことを評価したいのである。
色々な短歌を読んでもらい、言葉のイメージを広げたり、自分の世界を拡げるために、色々な言葉を探して短歌づくりを通して、使ってみることをやってもらった訳だが……さて、それがどんなペーパーのテストに?
出来上がった短歌を見ると、色々な言葉を使ってみたりイメージを作るのに悪戦苦闘していたりしているので、それなりに成果はあると思うのだが……ペーパーのテストにしにくい。
一応、予防線として知識問題や鑑賞文の書き方はやっているけど…。しかし、それでお茶を濁してよいものか。
絶対評価の国語科テスト改革・20の提案 (絶対評価への挑戦)
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これを読み直してどうしたものかと悩んでいますが……よいアイデアは降りてこない。
テストにばかり悩んでいられない
考査がその調子なのに、考査開けの授業を考えなければいけないという苦しみ。毎度、毎度、考査が近づいてくると苦しいのである。
一年間の流れは決まっているが、どんな内実の単元をやるかは、その時の生徒の様子をみて考えているので、毎回、こんな感じで追い込まれる。
次に扱いたいものと生徒のレベルの差が、結構、甚だしく離れていて、どうしたものかと頭が痛い。
新しいことを考えて授業することはしんどくない訳ないじゃない。趣味でやってるんではなくて、職業としての責任を負ってやっている。それでも、生徒の生き生きとした姿を見たくて、既存のものではなくて、目の前の生徒のために必要なことを考えて、模索してしまう業である。楽しそうな授業でもしんどい
— ロカルノ (@s_locarno) 2019年10月5日
既にある単元をなぞるときも多いけど、自分の目の前にいる生徒の様子を見て、一番、ピンとくる授業はなんだろうかと考えると、毎回、新しく色々と始めるしかないなぁという気持ちになるのである。なかなかアイデアもなく、毎回、しんどい。
せめて、手持ちの授業数がもっと多ければ、精神的にはもう少し楽なんだけど…。
苦しくたって、単元を考えるのは手を抜けない。順当に回っていくと、同じ素材を教えるのは三年に一度、ないしは六年に一度である。教員として授業をできる年数を考えると、一回一回の単元がとても大切なのである。漫然と流すには口惜しい。
三年くらい連続で同じ学年で、同じ素材で色々やれるなら……なんて思ったりもするが、ないものねだりであるし、それはそれで飽きそうな気もする。
結局、しんどいしんどいといいながら、趣味である。
休みが溶けていく…
そんなこんなで職場で悩んでいると、添削に手が回らなくなるので、本日、絶賛添削中。200枚。気づいたら休みが……。