考査である。採点の祭典である。久々にやらかしたと思っている。
見立てを間違えた
基本的に考査は生徒の実力を測り、今後の指導に活かすためのものである。決して値踏みではない。とはいえ、平均点が悪いと色々と問題がある。どうしても色々な事情が……指定校推薦に評定を使うとかね…。
あと、自分としても平均点がまともな数字にならないのは、問題の出題の仕方として失敗している。つまりは生徒の正確な姿を自分が見取れていないということである。
自分の期待値が先行してしまい、生徒の姿を正しく見取れていない。これは大きな問題である。
授業で何を生徒に対して求めるか、挑戦させるかというさじ加減は間違いなく、授業を考える自分いある。その手綱を握っている自分がこんなに迷走した考査を作っているのは非常によろしくない。
授業で生徒に与えるべき課題や授業の展開を間違えていると思うしかない。反省である。
楽しいだけになっていないか…
まあ、言い訳じみたこと言うのであれば、覚えることは覚えてきてくれないとそれは困るのだよなぁと思ったりもするのだが、授業で覚えなくても済むようなことをやっているから、自分で考査の勉強も覚えてこなくなっているのではないか。
授業でどんな価値観を伝えているのかということをよくよく振る舞いを考えなければいけないな…。
楽しく愉快に授業してもらうことはよいのだけど、勉強しなくていいということではない。
基本的に読んだり書いたりの苦労は必要なのであり、それは楽しいからといって気楽なものではない。
そのためには色々と自分で勉強や学習の予定を管理できないと……。難しい。
授業も求めすぎず、もっとシンプルに……。