昨日、2019年に買ってよかったものの記事を書いた。
そこで書くことをすっかりと忘れてしまったのだが、今年、ボイスレコーダーを買いました。この使い勝手がやはりよかったことを追加で紹介しておきます。
授業で使ってみたくて
ボイスレコーダーを使ってみたいなぁと思ったのは、授業を見学させていただいたときに、甲斐先生が授業でボイスレコーダーを使っている様子を見てからである。
各グループに一つずつ置いて使うこともあれば、発表で必要な時に先生が手元で使うこともあり、確かに音声の指導をするのであれば、ボイスレコーダーで記録しておくことも必要なのだなぁと思ったのである。
ただ、今までボイスレコーダーを使わなかった理由としては、きっと聞き直す時間などが取れないだろうから、データだけ死蔵してもなぁという気持ちがあったから。データを管理するのも楽ではないし。
とはいえ、ボイスレコーダーがあれば、データを残しておくこともできるので、とりあえず、聞き直せるかは別としても、とりあえず記録しておくことが重要かなと割り切り、注文してみました。
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2018/02/09
- メディア: オフィス用品
うーん…この一年でずいぶん、値下がりしているなぁとちょっとショック。
比較的、値段が高いものを買い、性能に不満がないようにしてみました。わざわざレコーダーを買うならば、スマホ以上の機能があるものを。特に指向性の調整ができるかどうかなどは重要なので、しっかりチェックして購入しました。
【参考】
実際に授業で使ってみた
今年から授業で使ってみている。
まあ、どう使ったら効率が良いのかということについての知識があるわけではないので、むやみやたらにとりあえず使ってみる。幸いにしてデータなので減るもんじゃないし。録音要らなかったら消せばいいのだし。
自分で使ってみて「こういう使い方ができる」ということは、どんなことであってもある程度はトライ＆エラーである。
発表の場面で
とりあえず、一番使いやすいのは、発表の場面である。生徒に口頭で何か発表させるときに、録音してみる。いいマイクのレコーダーだと、生徒の近くに寄らなくても、教室の端で、マイクだけちゃんと生徒の方に向ければ、きれいに雑音も少なく録音してくれる。スマホだと雑音だらけで聞けたものではないが、レコーダーを使うと結構いい感じ。
生徒の近くに立たなくてもよいので、生徒にいらぬプレッシャーかけないで済むのもよい。
とはいえ、録音されるという意識が、生徒の発表に少しだけ影響を与えているのも事実である。その場で消えてしまって誤魔化せる発表から、記録として残ってしまう発表へ……この違いは結構大きい。
それだけに、気楽に発表させたいものであれば、無理して録音はしないほうがいいのかなと思っている。
録音したデータについては、後からクラウドにアップして生徒に共有することもある。特に何かレポートをまとめさせたいときには、録音を共有し、発表をよく聞いてもらうという手を使う。
発表したものを自分で文字起こしすることもある。ちなみに、こんな技もある。
まあ…精度はほどほどなので、毎回毎回はやる気にはならない。
話し合いのそばに置く
レコーダーは一台しかないので、気になるグループを選んで、そばに置いておく。これも録音シーンを選ぶと、他の班が話し合いをしていて雑多な中でも比較的狙った班の音声を上手くできるので悪くない。
これは完全に自分のデータとして興味本位。今のところ上手く使いこなせていないが、たまに聞き直すことで、生徒の話し合いの実態が少し見える。どういうときに脱線したり、どういう話し合いの手順がネックなのかというのがわかったり……そういうこと。
やはり、ちゃんと「問い」をテーマに扱うなら、どこかでプロトコルを整理することは必要なんだよなぁ……と思ったりする。
生徒に貸してみる
調べ学習や話し合いの時に、生徒に貸してみた。
今のところ上手くいかない。
授業以外で便利だった…
授業に使うつもりだったのだが、授業以外での使用が非常に便利だった。
会議の記録として
最近、割と「誰が何を言ったか」「何をやると約束したか」ということが重要になる会議に参加することが増えた。
嫌味なんだが、自分の仕事の効率化と余計なことを言われたくないので、会議の内容を録音するようにしている。
生徒との面談の記録に
これも自分が忘れやすいので、データとして転機が終わるまで録音。
あまりナイーブな内容は残しておけないので、さっさと消します。
保護者との通話記録
言った言わないがナイーブなことが有ってね……嫌な話だ。
データの管理はEvernote
集めた音声は大抵の場合、Evernoteに入れておきます。
そうでもしないとせっかくのプレミアムを使いきれないという事情もあってね……。あと、使わないで死蔵しやすいので検索性の高いEvernoteがよいのです。
なお、共有したり使用頻度の高いものは、office365で１TB使えるOnedriveにアップロードしています。
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