世の中の中学校の入試も決着もつき、そろそろ大学入試本番である。国公立大学の出願締切も今週末までである。色々と春の気配を感じる日々である。
暖かかったり寒かったり
2月に入って、空の気配がすっかり春のようになってきた。今日のように気温が高ければ、気持ちとしても上向きである。
生徒の様子を見ていても少し浮足立っているような気配を感じるのである。
まあ、寒いよりもよほど温かいほうが生活は苦労しない。休み時間ごとの換気をするにしても、気温が低いと生徒との戦いになるのである。まあ、人が多いと空気が悪くなるからどんどん換気したほうがいいですよ、本当。
これだけ温かいと思えば、また明日からは強烈に寒いという。
朝、出勤して生徒が来る前に暖房を入れるが、寒い教室というのはなんだか侘しいものである。登校してきて教室が寒いというのも、気持ちが折れそうになるだろうから、日課としてエアコンのスイッチを生徒が来るよりも早く入れに行くのである。まあ、自己満足ですね。SDGs的には環境に迷惑かけるような話である。
でもなぁ……寒い中登校してきて、教室が温かいとなんだか安心できそうじゃないか。そのくらいの「ほっと」する瞬間を演出くらいしてやってもいいじゃないか。担任なのだから。
次々と入試
都内の中学入試も終わり、大学入試が本格化していく時期である。
同時にそろそろ大学の合否が開き始める時期である。生徒も担任も精神的にしんどかろうと思う。今年は自分は受験生を抱えていないので、私学定員厳格化などで混乱している受験戦線を傍目で見ていられるが……孤立無援で受験するのが厳しい時代である。
どうも、一部の塾の保護者会では、これだけ混乱している戦線であるので、「まともに情報を見ていない学校は信頼するな」と辛辣なことをいうところもあるようで……なかなか耳に痛いところである。
混乱する時期である。それだけに慎重な指導は学校であっても必要である。経験則で物を言うことが危ない時期である。
生徒とよい受験をするために、いつだって先生は勉強さ。