新学期が近いと言うこともあり、新任の先生方に向けての読書案内がちらほらと見られるようである。
その流行に乗って自分も二冊(シリーズもの)を紹介してみようと思う。あまり小難しい話はなしとしておきます。全力で読むべきだ!というのと人に勧めるのは違うということで…。しかし、よい本ですよ!
何度か紹介しているけど…
自分の教員としてのスタンスは「過去の実践を学ぶこと」をきちんとスタート地点に置くことである。少なくとも有名な実践は有名であるだけの優れた点があり、その優れた点を学ぶべきだという姿勢である。
だから、以前にも何度も紹介しているけど、自分がおすすめするのは次の二冊。
日本の偉大な実践家たちの功績の紹介である。
活用の方法としては、自分のメンターとして心の中に置いておきたいのである。
必ず授業をやっていると、どこかで何をするべきかと言うことに行き詰まる。ほかの人が同じことをやったら上手くいくのに、自分だけがなぜか上手くいかないで苦しい思いをするということがある。
そういう時に自分の方向性や、腹の決め方に役に立つのが偉大な先達たちの実践と言葉と信念である。
今の時点から過去の実践を批判するのはある意味簡単である。しかし、そういう読み方にはあまり意味がない。切実な場に置かれた教員が、切実に考えて、作り出した実践の願いや与えた影響を考え、自分の教員としての立場や考えを改めることに意味がある。
テクニックに救いを求めても、なかなか時間がかかるのですよ。