ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

イレギュラーな感じはしんどい

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学校が再開になって活気が戻ってきたという感じもするが、一方で、気温が高くなっているのに一日中マスクをしなければならないことや、イレギュラーな時間割でイレギュラーな活動が増えているので、生徒も教員もどっと疲れが出てしまっている気がする。

登校して四日目にして、けっこう、疲労感が大きい。

完璧を求めすぎず…

生徒を目の前にしていると、どうしても授業や関わり方で失敗したくないという気持ちは出てくる。せっかく始まった授業なのだから、中身の濃いことをやりたいという気持ちが出ているが、なかなか思惑のように物事は進まない。

生徒もリモートではない、久々の授業であったが、午後に時間帯にはすっかりぐったりとしている様子であった。これでも短縮日程なのだけどね。

ただでさえ、普通の年度初めは気を遣って生活するのに、今年はそういうことをゆっくりと受け入れるだけの時間を上手く取れていない気がする。コミュニケーションを取りながら、環境の変化のストレスを軟着陸させていくという過程がすっ飛ばされてしまっている。

この不安定さが、心身に疲弊感となって現れているような気がするのである。

正直、自分もヘトヘトになっている。だから、一時間くらい、もう授業を放り出したい気分もある。一時間くらい休む時間が無いと生徒も参ってしまうよ……と感じているのである。

授業までたどり着いていない

生徒を解放した後の、教室環境・学校環境の整備の業務が地味に重い。単純な肉体労働なだけに、疲弊感は大きいし、その作業によって生徒からの回収物にコメントしたり授業の準備をしたりという時間が足りなくなる。

自分もどうしても色々な仕事の後始末をしていると、授業まで全然たどりつけていない、自転車操業である。自分は授業を作るのが苦手だ。生徒の様子を見ながらギリギリまで悩むから、そういう授業の立て方をしていると、追い詰められてしまっている感じがする。

完璧主義の罠にはまっている……。

 

 

こんな時期だからこそ、身体性と結びついた「遊び」のある授業でもいいのだけど……答えの出ない、もやもやとした終わり方でもいいとは思うけど……。

ふんぎりがつかない。

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