今週は明日で一段落だと思うと、かなり気持ちがラクである。人間は週3日くらいの勤務が健康で文化的な最低限度の生活なのかもしれない。
気になる書籍
さて、時期的には例年は夏休みということもあり、色々と書籍の販売が続きます。今、自分の一番、気になっている一冊がこれ。
学習者中心の教育を実現する インストラクショナルデザイン理論とモデル
- 作者:C.M.ライゲルース,B.J.ビーティ,R.D.マイヤーズ
- 発売日: 2020/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
値段もかなり張りますが、それだけにかなり期待したいところ。ライゲルースの本はどれも当たりという印象があるので、今回も期待大です。
情報時代の学校をデザインする: 学習者中心の教育に変える6つのアイデア
- 作者:C.M.ライゲルース,J.R.カノップ,Charles M. Reigeluth,Jennifer R. Karnopp
- 発売日: 2018/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
さて、内容だが以下の通り。
【主な目次】
●第1部 学習者中心の教育パラダイムの基本原理
第1章 学習者中心の教育パラダイム
第2章 コンピテンシー基盤型教育の原理
第3章 課題中心型インストラクションの原理
第4章 個人に合わせたインストラクションの原理
第5章 カリキュラムの新しいパラダイム
●第2部 学習者中心の教育パラダイムのより詳細なデザイン
第6章 メイカー基盤型インストラクションのデザイン
第7章 デジタルメディア協働製作のデザイン
第8章 学習のためのゲームのデザイン
第9章 自己調整学習のためのインストラクションのデザイン
第10章 教育的コーチングのデザイン
第11章 学習者中心の教育パラダイムのためのテクノロジーのデザイン
●第3部 学習者中心の教育パラダイムへのステップ
第12章 反転授業のためのインストラクションのデザイン
第13章 教育のためのゲーミフィケーションのデザイン
第14章 モバイル学習のためのデザイン上の考慮事項
第15章 ジャストインタイム指導法のデザイン
この目次だけで、もう買わねばならないという気持ちになりますね。「学習者中心」という言葉が、ただのお題目にならないために、理論的な裏付けが非常に欲しいところだ。自分の持っている知識のつなぎ合わせだけで実験のような授業をしているだけでは、なかなか進歩はないだろう。
問題は、買うか買わないかではない。何冊買うかである。自宅用と職場用、それに布教用くらいは買っておいても良いかもしれない。
図書費で申請して、職員室にも一冊置いてもらおう。
……ただねぇ、この手の本は職員室に置いてもなかなかウケない。自分が積極的に布教できるように、この連休中に読み込まねば。