ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

アイドリングは今週まで

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9月も中旬に差し掛かってきました。8月中のエアコンをかけてもイマイチ室温が下がらない猛烈な暑さも落ち着いてきており、だいぶ落ち着いて授業が出来るようになってきました。

生徒の疲労感はある

暑さを考慮した短縮授業が続いているのですが、それでも生徒の疲労の色は濃い。やはり慣れない時期に動き出していることや、マスクをつけて酷暑の中での生活を強いられていることの影響なのだろうか。

九月の下旬からは短縮時程も終了し、本格的な学校生活となるのだが、うーん…短縮でもこれだけ疲れているので、ちょっと不安なことは多いな。

今年の感覚であれば、一週間で良いから秋休みがあって良いような気がするのだが…授業数確保で早めに始めているのに、秋休みを入れたら身も蓋もないとも言えるけど。せっかく、オンライン授業が5月ごろには稼働しているのだから、一週間くらい、自宅学習かオンライン授業かを選べる時期を設けても、いいんじゃないかなぁ……なんて思うのだけど、まあ…そういうことは「面倒」として実現されないのだろうな。

すっかり、日常の学校生活が戻ってきたような感覚があるのだが、見えないストレスが積み重なって疲れてしまっているような印象を受ける。

体育の後などは、気分転換のためにか生徒が制汗剤やボディシートを使うので、換気はしているとは言え、教室が結構妙な匂いになっている。

この時期の代名詞みたいなものですね。

集中する作業に向かない気候

今年が暑い暑いと思っている理由の一つが、換気のために窓が開け放たれているので、エアコンの冷房効率が悪いということがある。

じっとりと汗をかく。

国語科の授業で言えば、集中して書き物をしていると、自分の汗でじっとりとノートが湿りそうな感じである。よろしくない。

気温が高いと生徒もうつらうつらとしやすい。月曜日の朝一の授業から疲労感が感じられるのは、ちょっとなぁと思う。

まあ、あと一、二週間の辛抱だろう。今度は、寒くて換気がしたくないという時期がやってくるのだが……寒い方が着込むことで対策はできそうかな。

座席を決められて、自分の体感温度に関係なく座らないといけないのが、辛そうである。暑いから移動したい、寒いから移動したい……クラスの人数が少なければ対応も出来るのだけど、移動先も詰まっているのでなかなか難しいこともある。

欲しいのはゆとりある教室である。贅沢は言わない。

それでも学校再開は

色々とキツいと感じるところはあるが、生徒同士の会話や関係が成り立っているというこの状況は休校時の閉塞感からすればだいぶ精神衛生はよい。

生徒ものびのびとやっている(ので、接触しすぎじゃないかと注意することになるが)し、教員も生徒とコミュニケーションが取れた方が色々と安心である。

オンラインにはない、ちょっとしたスキマの雑談などに、救われている生徒もいるんだろうな。

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