ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

読むしかない!

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この本が先週末に届きました。

これは国語の教員は読まないといけない本ですね。副題を見よ。

「読むことを嫌いにする国語の授業に意味があるのか?」と言われていますよ、国語の教員のみなさん!まあ、曖昧文なので「国語の授業」が「読むことを嫌いにする」から「意味が無い」のか「読むことを嫌いにする国語の授業」に「意味が無い」のかの両方に取れますが……どう思いますか?(笑)

原書もお手頃価格

ちなみに原書はこちら。

試し読みのところには、邦訳の副題のような表現は見当たらないのだよなぁ。さあ、挑発しているのは誰だろう?そして挑発されるのは誰だろう?(笑)

Kindle版だと900円くらいなのでお手頃価格である。

発想は柔軟に

挑発的な表紙なのだけど、中身は割と穏当……穏当と思ってしまう時点で割と学校の普通からは外れる怖れはあるけど……自分がやりたいことができないことをカリキュラムや学習指導要領のせいにすることや足並みを揃えることにすることのつまらなさがしっかりと指摘されている。なかなか、学校の実情を考えると、そこを突かれると痛いんですけどね…。

だからこそ「ハックする」という概念になり、無理に根幹からひっくり返してご破算にするという方法ではなくて、今のゲームのルールの中で「上手くやる」ためのあれこれが提案されているのだ。

なかなか、びっくりするのも多いけどね。個人的にはFeedlyを使おうなんて提案は思いもしなかったので…自分が散々毎日使っているくせに!

feedly.com

思わず「えええ!」となりましたよ、本当に。

でも、説明されると「確かにそういう手もあるよなあ」と納得するしかないという。自分の頭が学校の中で凝り固まるんだということも気づけるのである。

訳者コラムだけでも良いから読んで!

忙しい人は「訳者コラム」を読むだけでも色々な気づきがあります。分量自体は一ページにも満たないものがいくつかある…という程度のものですが、内容はなかなかスリリング。現在の学校で「良かれ」とやっていることを相対化するような話がいくつか出てきます。

例えば一つ目のコラムは「朝読書」について……。ここまではっきりと言ってしまうんだ!と感じます。そりゃあ、本文の中で目指している「読む文化」の形から考えれば、そういう言い方にもなるよなぁ……と。

こんな具合に、時間が無くても10分くらいで訳者コラムは読めてしまうので、これに目を通すだけでも、授業を反省する糸口にはなりますね。

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