本日の業務を以て、本年度の業務を全て終了とします。
宿題であった受験終了後に自分のクラスの教え子全員とちゃんと話して、四月からどうするのかということを確認できたのが大きいところです。
担任として、ちゃんと全員を送り出したという気持ちと、まだ再チャレンジが続く生徒を見届けなければいけないという気持ちが入り混じる。
教室の整備にえらく時間を取られましたが、残りは四月に入って引っ越しをすれば問題なかろうということで、今年度の仕事は全部投げ出します。四月一日は職員室の引っ越しから始まるので、非常にバタバタと過ぎていきそうです。
自分としては自分のクラスの人たちがしっかりと色々な先生に挨拶をして、そして笑顔で見送られていったので、それはそれで満足なのですが、他所のクラスが「卒業後にクラスのみんなで集まって遊んだらしいよ」という話などを聞くと、うちのクラスは自分によく似てみんな独立独歩で生活しているからなぁ……などと少し気持ちがささくれるなどもする。
まあ、一年後に大半の受験が片付いたら、落ち着いて話をすることも出来るだろう。
何にしても感慨深い、年度末が終了する。
こんなに遅くまで出勤しているのは、今年度が終わるのが名残惜しいからなのだろう。安定して生活できるところから、またどこへ行ってもゼロから新しくやらざるえないというのでは、まったく気持ちの不安感が違う。
来年で教員も十年目になりますが、10年でまともな人になれたのでしょうか?
10年をぼーっと過ごしていないだろうか。