今年もあと7時間くらいで終わりますね。
今年の年末は特に誰かと会うようなこともなく、淡々と過ごしています。というか、仕事を持ち帰ってきているので、今でもちょこちょこと仕事しています。
担任として二週目
2016年に担任としての仕事を始めたのと同じころにこのブログを書き出していますが、今年の三月には最初に担任した生徒たちも卒業していき、教員として少しだけ経験値が増えたかなと感じています。
卒業式の呼名などは、その場に立たなければ、その時の気持ちなんてわからないのです。
そうしてまた四月から新しい生徒を迎えて、新しい学年で生活していますが……今年度は振り返ると自分にとっては「しんどい」一年であった。さすがに担任も二周目なので周りからも手放しであるし、自分のことだけをやればいいという立場でもなくなっている。自分のこともやりながら、周りのことまでできるだけ手を出すということが、思いのほか「しんどい」のだと思い知った。
そういうあわただしい中で仕事をしているので、色々とミスをするし、そのミスで痛い目に何度も遭わされてきたのが2019年度。自分にとってはかなりの厄年である。だからこそ、御朱印を集めて回っているという神にもすがりたいという気持ちがあったり…。
来年は少しは好転してくれることを期待しています……。
自分の勉強が停滞している
2019年を振り返ると、圧倒的に積読が増えた。要するに帰宅の時間が遅いので、本を読む時間が減っている。それに伴って、ブログにも書評記事は25本なので去年より減っています。読んだけれども書評を書く余裕がないということもあったり。
本の消化自体はしているので、冊数自体は変わっていないけど、イマイチ、熟読感がない(熟睡感がないみたいな言い方)。
授業についても、持っているクラス数と生徒数が多すぎるために、一つの単元をじっくりと練り上げるという感じが持てない。そもそも授業が飛び石すぎて、なかなかやっていることが熟成されていかない感じに苦しんでいる。今年は休みが多すぎですよ…。
また、どうも授業を工夫していきたいところなのだが、世の中の流れに割と気持ちが萎えることが多く、あれこれと論じる気概もなくなっている。もう、小さくとりあえず形を整えるという撤退戦になっているのである。
2020年は少し手間と時間と金をかけて、やれることをやろうとは思っている。少しでも自分のやっていることを形にして、世の中に共有していきたい。そして、一緒に頑張る仲間を増やしたいところである。
自分の気持ちとしては、国語科教育が大切にしてきたことをちゃんと学び、継承しながら、今、目の前の生徒に必要な授業を組み立てていきたいと思っているのである。国語科教育の研究史、実践史が持っている厚みをちゃんと考えていきたいのである。職場でもそうなのだが、なんだか自分が流行のものにただホイホイと飛びついているような見られ方をするのだが、そうではない。自分の授業や単元を立てる時のスタートは必ず国語科教育の先行研究や実践を調べることからである。真っ当に、巨人の肩に立ちたいのである。
その意味で、自分の勉強が止まっているのがあまり面白くはない。
この二冊も目を通しただけで、吟味できていない。
そういう綻びを感じる一年だったので、来年はどうにかしたいところである。
何はともあれ継続をしていきます
今年はブログの連続更新が1000日を超えました。
ただ、やみくもに毎日書いているのでまとまりはない。そして、自分のインプットの浅さのせいで、ブログに書くことも深まることはない。ほとんど、未来に向けてのメモのようなものである。
それでも、ひたすら毎日、これからも書き続けていきます。
ちなみに、この記事で「1269」本目です(連続更新自体は1266日のはず)。
これが来年の終わりには1600を超えるのです。2000日連続まではまだまだ遠いな。
せめて2000日連続で更新できるくらいには、健康で過ごし続けたいし、事故などを起こすことなく過ごしていきたいものです。
過去3年間のご挨拶記事