夏休みの週末なので比較的時間に余裕があり、落ち着いて読書などが出来ています。1日に数冊くらいは読めるくらいには余裕がある。
積ん読を消化していくのは気分がよいものだけど、一方で快調に読んでいくと頭の中にちゃんと入っているのか?という気分がしてくる。
ストレスないメモは…
メモを取る、記録を残すという意味では、電子書籍が最強である。まったくストレスなく自分の気になるところにハイライトを記入して、後からそれをまとめて読み直すことも簡単にできる。
紙の本では結局、線を引いた後に読み直してまとめ直す時間が必要となる。
その作業を通じて理解を深めるという効果があるとも言える。
たとえば、『レバレッジ・リーディング』で紹介されている読書術はこの手の方法である。
しかし、積ん読が3桁単位で溜まっている状況だと、そういう呑気なことも出来ない(いや、早く読むための技法が「レバレッジ・リーディング」だという話は知っているけど)。
手書きで線を引いて、それを後からまとめ直して……という作業は時間がかかるので、個人的には好みではないのである。
せめて付箋くらい貼るか…と思うのだが、たいてい、カフェに付箋を持ち込むのを忘れる。
じゃあ、ドッグイヤーでページを折っておけば……という方法もあるが、これも好みではない。何となく本を折るのが憚られる。あと、耳を折って本が厚くなると本棚に戻らないのでそれも困る。
まあ、読書メモの見返しまで考えると、電子書籍が一番である。
メモを取ることは続かない…
自分のよくないと思うことの一つに、読書メモが続かないということがある。
気が向いたときにScrapboxやNotionに書き込むようにしているが、本を読んでいるときにイチイチ立ち止まって記録するのがやっぱり鬱陶しく感じるのである。
最後まで一気呵成に本を読み切りたいのだ。
ただ、一応、我慢強く続けていることとしては、もくじやあらすじ紹介などをコピーして貼り付けるようにはしている。
本文の内容を詳細に写さないとしても、もくじだけでもデータにしておけば、検索すれば引っかかってくる可能性が高い。
…でも、それって別にGoogle検索すればよくね?というツッコミは受け付けません。
気になったことをメモするという意味ではTwitterに呟いた方がよい気がする(引用の形を気をつけないと著作権侵害になるのは難しいところだけど…)。
Twitterなどに呟いた方が、それを見て触発されて議論が広がることもあるので、同じ時間をかけるならば、自分だけのメモというよりは人目に触れた方がよい気はする。
研究メモは別で…
もちろん、これは授業研究や実践論文をまとめたりするときには別の話である。
最終的に引用して使う可能性が高い文章については、時間がかかったとしても正確に記録しておかないと、かえって後から手間がかかる。
研究や発表の時のような厳密さはいらないとしても、引用して紹介したいと思うものについては、正確に記録をすることは必要だろう。
ただ、この時に困るのが電子書籍である。未だに電子書籍に引用情報の載せ方がよくわからん。ページ数の指定がブレるので、これでいいのか?と不安になる。たぶん、これでいいと言っている人が多いからこれでいいのか?くらいの書き方になる。
まあ……引用するような場合は紙の本を買わざる得ないような感じがします。何度も参照し直したり、周囲の情報をきちんと確認するという作業も入るので。
ストレスなく読みたい
疲れていると見事に本が読めない。
活字を追いかけて理解するのは体力を使うのである。
だからこそ、疲れから回復を狙っている休みのはじめの時期にはストレスなく本を読みたい。しかし、覚えておきたいこと、忘れたくないこともあるので、メモのために読書のスピードがあがらない。
そういうモヤモヤも疲れているときにはボトルネックになるのだよなぁ。