白露を過ぎていよいよ秋が深まっていく様子が感じられますね。
行事の秋
コロナ禍で中止になっていた行事が今年は復活している。
だから、秋といえば文化祭シーズンであり、この時期は少しずつ文化祭に向けて生徒が活動している。
残念ながら2年間が低調な行事の運営になってしまっていることで、生徒の中に行事を運営する力がかなり弱くなっている。先輩から後輩へと引き継がれているような口伝が絶えてしまっているので、仕事が上手く回らないで混乱する。
なかなかしどろもどろ、グダグダとしながら準備をしている感じがする。
とはいえ、少しずつ準備が始まってものを作り始めると楽しくなっているものである。
何か手を動かして、ものを作るということは本質的に楽しいことなのだろう。
学校において何かを協働して、つくるという体験が普段の教科の授業だけでは見えない成長があるのだろうなと思う。
たぶん、こういう体験や学びはもっと授業にも、日常の学校のすべての瞬間にも入れ込めるのだと思う。それは授業を教えたいと思うこととはなかなか両立しないのかもしれないけど。