考査に目処がつき始めたので次の単元のことを考え始めている。
やらんといけない教科書の指定はカリキュラムとして決まっているのだけど、調理の方法はギリギリまで考えられるので、決断の瞬間まで悩むところだ。
最近見たものに影響されやすい
授業づくりで我ながらよくないなと自覚しているのだが、近い時期に読んだり聞いたりした話に影響されて授業を考えがちである。
ある程度は鮮度の高いネタを扱うことも大切なのだけど、年間を見通してちゃんと計画的に何かにこだわって指導した方が良いに決まっている。だから、見たもの聞いたものに簡単に振り回されているようでは困るのです。
とはいえ……今月の『教育科学国語教育』の特集が「書くこと」で様々なネタがちりばめられているので、どれもこれもすぐにやりたくなるところ。
木に竹を接ぐようなことをするのはよくないのだけど、生徒の学びの効率を上げられるのであれば、どんどんふわっとやってしまっていいのではないかと思うのである。
思いついてから固めるまで
だいたい授業でやらないといけないことは決まっているので、あれこれと考えていると何となくするべきことは決まってくる。
どういう手段で実装するかなぁと考え出すと、だいたい実践を色々と探すというところから始める。オンラインでだいぶ色々なネタが拾えるようになったのも便利な時代だ。
自分の場合はだいたいコレでネタを拾ってみる。
自宅と職場に1冊ずつあるからね!いつでもお手軽に!デジタル版が欲しい!
自分がふわっと思いつく実践は、だいたいどこかで読んだことがあるものである場合が多い。だから、ふわっと思いついた後に、こうして原典がなかったけ?と探す。
上手く先行実践があるなら、その骨組みを分解して自分の授業によい感じに当てはまらないかと考える。
高校の実践は基本的には数が少ないので、だいたい小中学校の実践を組み替えることが多い気がする。
てびきを作り出せば早いけど…
ぼやっと考える時間が長い。
だいたい、ぼやっと考えている時間は何も進捗しない。
時間切れが近くなってきて、渋々と授業のために単元のてびきを作り始めると、割と早々と話が進む。
毎回のことなのでわかっているのだが、考えたふりをしているのと実際に手を動かしてものを作るということには大きな差がある。
これは結局実践の振り返りにも同じことが言えて、なんとなくあれこれ考えていても仕方なくて、ちゃんと文章や形にして出さないと意味を成さない。
わかっちゃいるんだが、いつも後回しになるんだよなぁ。