成績処理の季節です。
観点別評価の導入に伴って学期ごとに評定を通知表で生徒に知らせることに勤務校でなっています。
観点のABCも評定の数字も生徒にとっては大きな影響を与えることになるので、一人一人の成果を丁寧に見直しています。長丁場だった二学期なので見直すベキ資料の量も少なくなくて、なかなかの重労働になっていますが生徒が少しずつ変化している様子が見て取れるので、その成果を眺めるのは楽しいとも言えます。
なかなか生徒自身が自分の変化に気づくことは難しいので、フィードバックを返す過程でしっかりと成長していることを生徒に伝えていかなければいけないと感じます。
ちなみに年末の評価には間に合わないけど年明けに気になっているのは下の本。
本当は自分だけで評価をどうするか悩んでいる場合ではないと思っている。もちろん、最終的な評価は成績会議を通すことになるので自分の独断で決められるものではない。しかし現実には自分が成績をつけることがスタートになるため、自分に課せられている責任は重い。
もっと時間を割いてどのような力を育てていくべきなのかということを考える、話し合う時間が必要だろうと思っている。
生徒の成果物を見ながら、それについてあれこれと議論するというのは仕事というよりも楽しみだと思っているのだが、なかなか忙しいとそういうことを楽しむ余裕がなくなっていくのだろうか……そんなことも考える年末。