探究学習で頭を悩ませる先生は多い。生徒も中々何したら良いか分からないで悩んでいるという場合は少なくない。
何をやったらいいか分からないから、ずっとネットサーフィンしているような様子ってよく見るところですが、目的もなくネットサーフィンしていても何も進まない。
大切なのは「とりあえず、やってみること」に尽きる。
手を動かしてみて、自分たちなりの何かを作ってみれば、巧拙がハッキリするし次のアクションが見えてくるものである。
考えているようで、考えるフリになっていることは少なくないと思うのだけど、そういう状況に陥ると意外と気付かない。
誰かに見せて、やっぱりちゃんと評価された方が話が早いのだ。
今日はこんな本を読んだ。
久しぶりに溝上慎一先生の本を読んだ。
先に発売されている1から3に比べるとだいぶ議論が抽象的であるし、学校現場よりも広い「思考」についての議論になっている。
ただ、だからこそ、探究の現場の混迷ぶりとつながって見えてくるものがあるように思う。