いよいよ六月。蒸し暑いような肌寒いような不安定な気候が続きますね。
体調があまり良くならないような日々が続く。
自分もどうも気候にやられたせいで気力が折れている。体の微妙なだるさで頭の動きが悪い。仕方ないと諦めて休むことに集中する。
さて、6月って、学校の空気がちょっと重たくなる時期だと言われることがある。運営的にも学級的にも、いろいろと危機が噴き出すタイミングだと。でも、それって本当なのか?
実際のところ、確かに体調を崩しやすい気候ではある。湿気、気温差、疲れの蓄積。だから何かとトラブルが起きやすいのは間違いない。でも、そのしんどさの原因を「気候」とか「疲れ」にだけ求めるのは、少し違う気がしている。
学級経営って、「先手」がとにかく大事だ。ちゃんと先に打っておかないと、「あのとき打っておけばよかったな…」っていう手が、あとになって復讐されるように戻ってくる。
6月にトラブルが目に見える形で出てくるというのは、自分が春に見過ごしてきたちいさな問題たちの帰結なんだと思う。
でも逆に言えば、ここで出てくるってことは、まだ「間に合う」ってことでもある。致命傷になる前に、火種として出てきてくれている。そう考えれば、今ここで向き合っておくべきことに、ちゃんと出会えているとも言える。
6月って、しんどい。ほんとに。でも、だからこそ「崩れ始める時期」じゃなくて、「調整しなおせる時期」なんだと捉えてもいいんじゃないか。
まあ…そこまでの余裕があればなんだけど。