ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

見取る力を鍛えるために

~lOOk~

そろそろ考査も見えて来たこともあり、これまでの期間のまとめに入りつつある。今回は受験のこともあるので、実際に考えてきたことをまとめるような課題で単元を振り返らせつつ、力をきちんとつけられるようにしたいなぁと思う。

添削の山を抱えているので、あまり力技を使うのはクオリティを下げるから……どうしたものかな。

丁寧に眺めていく

とりあえず、素材は考えた。そして息を長く、色々な素材を読んでもらい、議論を重ねてもらい、少しずつ自分の中で考えの形が出来てきた。

もやもやと自分の中で言いたいことが生まれてきたタイミングだからこそ、そのもやもやに形を与えてくれそうな課題を選んで提示した。まあ…上手く行くかどうかは自分の見立てにかかっているし、上手く行かない生徒も中にはいるのでフォローも考えなければならないし……まあ、色々とモヤモヤと自分の方が迷っている。

今回、内々に作っていたルーブリックを生徒に提示してみようかなぁと思っているのも、生徒へのフィードバックの方法を這いずり回って考えているに過ぎない。

www.s-locarno.com

実は生徒にルーブリックを見せたことや評価にルーブリックを使ったことはない。自分がしっくり来ていないということが大きい。

ただ、生徒に示さないものの、生徒の作品からルーブリックをいくつか作ってみてはいた……作ったものの使い方と効果的になるかに自信がないのでお蔵入りなのである。

いつまでもお蔵入りさせていても、なかなか授業のバリエーションも増えないかなぁ……ということや、どうしても目先の受験のことがあるので自分自身で納得して試行錯誤できるようにしてほしいなぁと思ったり……。

まあ、丁寧に生徒の様子を眺めていき、それを言語化する作業がルーブリックづくりのような作業である。今の時間的余裕とやりたいことの落としどころとしてそれなりに自分に意味がある。

自分の見えるものを増やすために

結局、今のような形で、生徒をなんとか丁寧に見取っていき、一つ一つにフィードバックをしようとしたら、自分自身の見えるものを増やすしかないように思っている。本当はそこに教員間の連携が上手く行けばいいのだろうだが……まだ、自分が共有していけるような準備が出来ていない。

だから、牛歩であるけど、自分の見えるものを増やす努力はしないとなぁ……。

日本語学 2018年 10 月号 [雑誌]

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とりあえず、届いたので読むべ。

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