気付いたら二月は今日で終了である。生徒が登校してこないので余裕のある生活を……なんて考えていたら、添削に追われて忙しくててんてこ舞いだった。
あっという間に三月である。三月がやってくるということは、さよならの季節となるのです。
気付くと卒業式である
そんなわけで明日には卒業式である。
まだ国公立の前期の合格発表も出なければ、私立大学の入試も続くことを考えると、「それどころではない」という気分が強い。
すっかり入試が終わった気がしている人が少なからずいるのだが、全然、国公立はまだ続くし、私立も長期戦になっているのだから、卒業させて春休みモードだと勘違いしないでほしい大人たち
— ロカルノ (@s_locarno) 2019年2月27日
割とイラっとしているのですよ(*^▽^*)
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実際、生徒によっては明日、受験日である。明後日の受験も少なからずいる。
この時期に入試がずれ込んでいるということは、これまでの受験で首尾よくいかなかったということが理由な訳で……。
なかなか気持ちとして釈然としないまま、卒業式の方がやってくるのである。
自分のためだけの儀式でもなく
形式ばって、いちいちの動作にうるさく指導して、生徒も教員もお互いに疲弊するイベントとして論われることが増えた卒業式だけど、まあ…生徒のためのイベントでもないからなぁ…と思ったりもする。
卒業式にたどり着くために、ストレートにすんなりと来ている人には気づかないことなのかもしれないが……色々と七転八倒して、やっと卒業にたどり着いたという思いがあると、生徒のためにだけ……とも言えなかったりするよなぁ…と。
せめて壇上の上に立つ、その瞬間だけは、誰かに堂々と自分の姿を誇ってほしいと思うのである。
人生で壇上に立つタイミングなんて、そう多くはない。
人生の輝ける場面を大切にして、卒業してもらいたいのである。