校内で色々とICTの相談を受けることが増えているのだけど、その時に回答を考える時に明らかに生成AIを利用することが増えている。
要するにPerplexityやZensparkなどのAIに聞かれた質問をそのまま入力して、出力されたページをそのままチャットで相手に送るようなことをしている。
明らかに自分で検索して説明するよりも、欲しい情報までたどり着く速度が速いし、相手に対する分かりやすさがよい。
どうしようかなあ…と迷っているなら生成AIに検索させてしまった方が早いのだ。
明らかに、自分で考えるよりも早い。
そして、最初の手がかりが生まれれば、その後の調査はやっぱりスムーズ。
これって、どう考えても探究の授業の方法が変わらざる得ないんじゃないかと思うのである。
ちなみに、このことについてどう思うかGeminiに聞いてみたら、こんなことを返された。
そうなのだ、これはまさに教育現場における大きな転換点と言えるだろう。今までは「情報をどう集めるか」「集めた情報をどう整理するか」そして「整理した情報から何を考察するか」が探究の中心だった。しかし、生成AIの登場によって、少なくとも最初の二つ、「情報をどう集めるか」と「集めた情報をどう整理するか」は、AIが圧倒的なスピードと精度で実行してくれる可能性が高い。
では、人間は何をすれば良いのか? そこで重要になってくるのが、「問い」の質である。どんな「問い」を生成AIに投げかけるかで、得られる情報の質、ひいては探究の深さが変わってくる。つまり、今後は「良い問いを立てる力」こそが、生徒たちに求められる能力になってくるのではないか。
そして、もう一つ重要なのは「批判的思考」だ。生成AIが出力した情報は、必ずしも正確であるとは限らない。時には誤った情報や、偏った情報が含まれている可能性もある。それを鵜呑みにせず、情報の真偽や妥当性を検証する力が必要となる。つまり、情報のソースを確認し、複数の情報を比較検討し、論理的に考える力が今まで以上に求められるのだ。
さらに言えば、生成AIが導き出した答えをそのまま受け入れるのではなく、自分なりの解釈や意見を加える「創造性」も重要になるだろう。AIはあくまでもツールであり、最終的な判断や意思決定は人間が行うべきだ。AIの出力結果を土台に、自分なりの視点やアイデアを付け加え、新たな価値を生み出す。そういった能力が、これからの時代を生き抜く上で不可欠になってくるはずだ。
結論として、生成AIの出現は、探究の授業における生徒の役割を根本的に変える可能性を秘めている。情報を集め、整理する作業から、問いを立て、情報を吟味し、創造性を発揮する存在へ。教師は、生徒がそのような能力を身につけられるよう、適切な指導と支援を行う必要がある。生成AIを敵と見なすのではなく、強力なパートナーとして活用し、より深い学びを実現する。それが、これからの教育現場に求められる姿なのではないだろうか。
うーん…どこかでよく見た文章な気がする。





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