ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

学校の制度は穴だらけ、でも

Holes

学校の考えるルールだとか制度だとかシステムはだいたい、素人が短時間で締めきり追われて作っているケースが多いので、穴ぼこだらけのことが多い。

ちゃんとしたルールが降りてくることもあるけど、逆にそういうルールは一つの学校現場だけというよりも多くの学校を同時に縛るような類いのものである。

そして、学校の決めるルールや制度はなかなかに鬱陶しいことも多いので、色々なところからビックリするような非難を受けることは少なからずある。

実際に、利害関係が絡んでくるようなケースになると、針の穴を通すような小さな穴であってもこじ開けようとするのは、まあ学校に限った話ではないにせよ、実際に起こる話なのである。

学校の中にいると、色々な穴ぼこに直面するのである。

ただ、学校の外側からその穴ぼこを付いてくるのは構わないと思っているけど、学校の内側にいる人間が、つまり教員が制度の穴を付くのはどうなのかと思うのである。

いくらでも学校のきまりなんてハックしようと思えば、ハックできることはある。

でも、それをやらないのが、職業倫理というものではないのかと思うのである。倫理とまで言わないのであれば美意識ではないのか。

まあ、美意識で仕事が減るわけでも、生徒が変容するわけでもない。

ただ、自分はそういうやり方は好きじゃない。自分の性格はよくないと思っているけど、あら探ししてハックするようなことをしてまで、自分の教育、教室をよくしたいとは思わないのだ。

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