こんなプレスリリースがあった。
内容としては、全国288の教育委員会・学校対象調査では、89.9%が生成AIの教育活用に「関心あり」と回答したものの、導入または導入検討中なのは41.3%にとどまっているという話。
補助金制度への理解不足や手続きの複雑さが利用ハードルにつながっているのかもしれないということも書かれている。
この記事を見ていて個人的に「ん?」と思ったのが、次の部分。
生成AIのガイドラインや活用方法に対する理解度に関しては、50.7%が基本的な理解があると回答しました(「よく理解している」7.3%、「ある程度理解している」43.4% )。調査を実施した時期は文部科学省より生成AIガイドライン(略称)Ver2.0が公表された直後でしたが、理解度は半数を超え、関心の高さが伺えます。
(2025/06/14確認)
この数値は現場の実感としては「かなり高い」と感じる数値だ。自分の周りを見渡してみても、あまりここまで考えているような気配が無いんだよなあ…。そもそもガイドラインが出たことを知っている人の割合が何割だ?と思う。
こういうアンケートにアクセスするような階層であるというバイアスがかかっている可能性がある?
ここまでみんなが関心を持って、みんなが理解を示してくれるなら、もっと現場で仕事をするのはラクなのに…。