文科省からこんな情報が、先日出された。
日々、更新されていくGIGAスクール構想。この流れに乗り遅れて、不利益がないようにしたいものであるが……(私立はまだこれから?というくらいに遅いが、そろそろ公立はいよいよ…)。
資料をとりあえず眺めていると…
色々と資料があるので、読み込むのにも時間がかかるが、とりあえず、今回の資料で分かりやすかったのが、「令和元年度補正予算「GIGAスクール構想の実現」に関する説明資料」である。
既出のところもあるが、とりあえず、目に見えて現場に突きつけられそうなのが、次の部分。
PISA2018の結果が色々と紹介されていますが、トドメとばかりにデカデカと赤字で「学習に」活用していない!と書かれているあたりがなかなか痛い。
逆に言うと、家庭では当たり前にICTがある状態なのに、学校で学習のために使われていないというわけで、これじゃあ色々とあんまりだということもよくわかるのだ。
参考
学校が著しく遅れているという感覚を無くして、「使うとトラブルだらけで仕事にならない」というのが、多くの教員の感覚な気がしている。
そんな状況からすると、こうやって強烈にダメだしされることは、それなりに効果はある気がする……かもしれないと、とりあえず、職員室で情報共有してみようとは思っているのである。
さらにダメ出し
そして、こんな資料もある。
各方面から「一人一台は要らない」という声が強く聞かれている中で、真正面から「必要だろ」と切り返すのは、なかなか強烈な印象。
待ったなしというつもりなのだろう。
さて……あとは現場がどこまで本気出せるかなぁ。ICTがなくてもうまくいっているという感覚を強く持っているからこそ、危ない。