今日、たまたま今月発売の岩波ジュニア新書を手に取った。
そして、その岩波ジュニア新書の内容がなかなかいいなと感じました。
まだ詳細を読んでおらず、ざっくりとしたイメージでしかないのだが、本書は大学でのアカデミックスキル(特に読み書き)を丁寧に解説した本であり、一つ一つの説明が非常に明瞭で意義が分かりやすい。
対象としては探究学習のテキストとして使いやすいのはもちろんだが、それ以上に高校の国語科でよくよく読まれた方がよいのではないかと感じる。
「現代の国語」と「論理国語」ではかなり「伝える」ための技術に関する話題が増えており、教科書の紙面も増えているのだが、それをどう扱うか、何を目指して扱うかということを現場は苦慮しやすい。
だからこそ、今、教えていることがどのような方向に向かって展開していくことになるのかというイメージを持つことにつながるこの本はかなり役に立つのでは?と予感する。(まだ、ちゃんと読んでいないので歯切れが悪い)
岩波ジュニア新書のように手軽に入手できる本でこういう観点が解説されると非常にありがたいですね。