ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

色々とあるよね

最近の天候の不安定さは、大人であっても体に堪える。

心身ともに発達途上の子どもたちにとっては、そのことは一層厳しいのだろう。

繰り返し続けることは難しい

大人になれば、いつもいつも同じことを繰り返し続けることは、もしかしたら当たり前にできなければいけないことかもしれない。確かに自分の仕事を円滑に進めるためには、安定しているということは重要なファクターだ。自分のパフォーマンスが大きく崩れることなく、イレギュラー少なく生活できることの意味は大きい。

しかし、そのことを同じように子どもたちに求めることが必ずしも適切なのかは、慎重に考えたほうがいい…と思うことが増えた。

「普通」にということが、理想通りに出来るのは、それだけでかなりの幸運なのだ。ちょっとした条件のズレで、普通がうまくいかなくなることは珍しくない。

学校で仕事をしていると、ハイパフォーマンスを出すことよりも、小さな波で平穏無事に過ごしてくれることの価値を強く思うようになってくる。色々な条件が重なって、やっと実現できる小さな達成なのだ。小さな達成だとしても、そのことの価値を軽く見るような仕事の仕方はしてはいけない。

引け目を感じさせないように

うまく行かないことに対して無神経でいられる人間は多くない。口には出さなくても重く感じてしまっていることがたくさんある。表に出てくることはごく少数なのだ。

引け目を感じさせる必要はない。

どこかでうまくやれることで折り合いをつけていければいいのだから。必要以上に引け目を感じさせることのメリットは自分には見つけられない。

「まあ、色々とあるよね」と鷹揚に言えるような、そういう広い視野を持てるようにトレーニングしていきたい。

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