授業を作ることは苦しみであり、楽しみである。
時間をいくらかけても満足できないで、いいところまで言ったのに御破算になったりと徒労に思える瞬間も少なくない。
最後はどういう一言で投げかけるかによっても、全然ちがう結果が出てくる。楽しみでもあり、怖さでもあり。
ただ、こういうことに心血を注いでしまうことは、まだまだ授業の主役が自分なのかもしれない。もっと自然な言葉で。もっと豊かな雰囲気で。
自分の力がなかなか抜けないでいることに怖さがある。力をうまく抜くことに怖さがある。
結局、力を抜くために必要なことは、自分の知識、学びの厚さなのだろう。
まだまだ未熟である。
もっと自分の力をためていく時期なのだ。あと何年、学び続けることが出来るだろうか。