ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

夏季休業中のお仕事

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本日から夏季休業中の勤務。

まあ、ホームルームがないだけで割と一日中仕事しています。決して遊んで過ごす……どころか、教材研究のために読書する時間もほとんどないです。

事務仕事は少なくない

夏休みが始まったばかりは、事務仕事が非常に多いのです。

例えば、出席簿。今時、手書きであることが拷問以上の苦痛に感じられるのですが、どうにもならないので仕方ない。

この出欠簿は相当、重要な書類になるので、こういうタイミングで誤りを修正したり出欠の集計をしたりと地味な作業が多い。八月の夏季休業中についても、手書きで日付を記入して、「夏季休業」とすべてのページに記入していったりと手書きが増えるのにイライラ……。

毎週末に欠席遅刻早退出席停止などの集計をマメにやっているし、月末に必ずチェックするようにしているのだけど、それでも気づくと色々と数字がズレている。手書きが悪い。最悪なのが、日付を間違って記入する授業担当者がいると、もうしっちゃかめっちゃかである。修正液も使えないのは当然だし……本当、手書きでやらせるのが悪い。

数十人の出欠の正誤を4か月分、逐一確認していくと、それだけで発狂しそうになるくらいに時間が掛かる。手書きが悪いのである。

まあ、他にも成績不振者への連絡を準備したり、個別に頼まれている書類を記入したり、残業が減らない理由を管理職にレポート書いたり(むしろ、これのせいで残業が増えるというギャグ)、終業式欠席者への配布物を郵送したり……まあ、大したことはないけど、細々と面倒くさい。

生徒も学校に来ています

夏季休業中とは言え、生徒も元気に登校してきています。半分くらいは夏季講習として開かれている授業に参加に。あと半分は自習室での勉強に。

夏季講習……個人的には数日でどうにかなるとは思わないので、もう少し気を緩めたらいいのに…と思うものの、自分も授業やるしお互い様か。

受験学年なので自習室に来ている生徒はかなり多い。家でやればいいのに…と言ってはいけない。いや、通学すら暑くて死にそうになるので。家で出来るなら、その方がいいと思うんだ、うん。でも、家で勉強できないのが世の常か。

生徒が来ている以上は、あまり早々と家に帰ることもできず、自習室に顔を出したりと地味に拘束時間は伸びている気はする。

そして出願がやってくる…

一番の課題が「AO入試」の出願関係の準備ですね。

各大学が課している課題を丁寧に対応していくわけです。主に小論文のようなものが多いですね。志願理由書も含めて。

これが「書いておきなさい」で書けるほど甘いものではない。実際に「All OK」入試ではないAO入試は下手な一般入試よりも指導に手間がかかる。むしろ、こちら側の手持ちのカードだけでは全く指導できないことの方が多いわけで、ゼロベースでイチから資料探しやネタ出しを一緒にやらなければいけない部分がある。

もちろん、最終的に知恵を絞って、内容をまとめて文章を書くのは生徒自身なので、あまり深入りしすぎないようにするのだけど……まあ、放置で投げておいてどうにかなるものではない。

いや…投げる人もいますけど、絶対、それは無理ですから……。いや…でも、それで合格できない生徒を下駄履かせてもダメな気もするけど……いや、どうすればいいんだろう?

小論文の指導でよい参考書ってイマイチ見つかりません。それぞれ、有名なものはそれぞれに良さがあるとしても……結局、生徒の個別に合わせようとすると物足りなさを感じたり難しさを感じたり……結局、自分で見ないとダメかぁ……となるのです。

まあ…夏は地道に生徒と話し合って、生徒が頑張れるように相談していきます。

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