ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

労働時間を考える

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※写真は社会の歯車のイメージ

月が変わって最初の仕事は……先月の残業時間が莫大にオーバーした反省書(嫌味に命名)から…。

時間が減らない…

労働時間を減らせないのは自分の意識の問題。それは間違いないのだが……授業のクオリティを下げたくないのである。

あと結局、家に持ち帰ってやるくらいなら機材が揃っている職場でやる方が合理的である。データを学外に持ち出すのは、手続きが面倒だし家で作ったものを結局、職場に持ってくるのとになるし。

そこの一手間、一工数が面倒なのである。

まあ、ほどほどに諦めれば、出来ることも多いのだけど………やった方が安心してできることを手放せないのはお察しください。自分で自分の首を絞めているのである。

根本的に、自分が独り身で、時間を自由に使えるから、家に早く帰ることにインセンティブが働かないのである。むしろ、仕事していた方がクオリティも上がるし、周りからの評価も得られるのだから積極的に帰る理由がなくなる。

よろしくない。

自分のメンタリティの問題もあるが、今年になって一層忙しくなっているのも事実である。分掌の仕事の割合が確実に増えていて、部活動についてはほぼ放置の自分であるのに、ずっと仕事をしていて終わらない。

今年になって、何度も大福帳を家に持ち帰ってコメントをつけているのは、全く仕事が終わらないからである。

教えている生徒も250人以上になっているので、いちいち、いろいろなチェックに手間がかかる。数が多いのは暴力なのである。

合理化できるだろうか

世の中では変形時間労働制が話題になっているけど、自分は既にこれ。残業代はゴニョゴニョである。

実際、これのおかげで何か時短になった気はしないし、まとめた休みになるのは土曜日の振替分だけであり、平日は何もない。

まあ、それでも長期休業にまとまって休めるのはよいとしようかな。

してよいのかなぁ?

根本的に労働時間を減らすには、何を手放すかを決めることである。やらないよりはやったほうがよいにきまっているが、全てのことをやるだけの時間はないのだから、やらないことを決めなければいつまでも労働する羽目になる。

成果を上げて5時に帰る教師の仕事術

成果を上げて5時に帰る教師の仕事術

 

タスクリストなどの工夫はもう最大限にやってある。細分化されたタスクリストは回すのも大変だしなかなか減らない。それでも、一気呵成に進めるので、まだテンポよく進んでいる。

根本的にはやらないことを決めないとダメだ。

しかし、そうなると一番最初に手放すことになるのが、学年の仕事である。隣に座っている人に情報や役に立つことを教えないでさっさと自分のことを済ませるのが早い。

何でもそうだけど、自分のクラスだけ考えてやれば、とにかく仕事は早く終わる。でも、教えている学年全体、学校全体のことを考えると、そんな自分だけが情報を握ってマウントを取るような働き方はないだろうと思うのだ。

次に考えるのは仕事を他人に振ることだが……自分が一番下っ端だった。終了。

やはり根本的には授業に関わることを減らすしかない。大福帳に丁寧なコメント書きをやめれば数時間は捻出できる。読んでコメントしては結構、手間であるしその手間の割に生徒には響かない。

でもなぁ……根本的に、生徒のコメントを読むことが楽しいし、フィードバックをこまめにやるには、毎回の大福帳を読むしかないんだよなぁ……。

生徒のリアクションを集めることやフィードバックすることを削ってまで、時短で働くべきなのでしょうか?わかりません。

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